中島健人(31)が14日、台北・Zepp New Taipeiで、自身初の海外公演「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 in TAIPEI “N / bias” 凱」を開催した。人気楽曲「ファタール」や「JUST KENTY☆」を歌唱し、ダブルアンコールも行われる盛況ぶり。満員の会場を熱気に包んだ。
台湾にやってきたケンティーを、高揚した歓声が包んだ。キャリア初の海外公演開催が発表され、約2カ月。待ちわびたファンに向けて「Hey台北!一起唱!」(一緒に歌おう)と呼びかけると1曲目の「CANDY」から会場は紅潮。「一起跳!」(一緒に踊ろう)と誘って会場の熱を上げた。さらに台湾出身の人気歌手ジェイ・チョウ(46)の楽曲「晴天」をカバー。自身の楽曲「迷夢」でも、ラストのサビを一部翻訳して歌唱する特別仕様なステージとなった。
MCでは「很高興能來台灣!」(台湾に来ることができてとてもうれしいです!)と流ちょうにあいさつし「今から小籠包食べ行く?」とささやくと会場も大興奮。セクシーで紳士的なケンティーらしさは“万国共通”。海の向こうのファンも魅了した。
視界は広く、大きな目標を掲げる。この日のライブはファンクラブで生配信。MCに日本語と英語も交えたのは「あえて世界中に伝えたいなと思って」。世界中から見守るU:nity(ユニティー、ファンネーム)へ、言い聞かせるように宣言した。「いつか、ワールドツアーをやりたい。アジアへヨーロッパへアメリカへ、どこでも一緒に行こう」と約束。日本のファンへ向けても「2年以内に東京ドームのステージに立ちます。みんな気絶させてやりたい」と腕ぶした。
「アイドルとして、人間としてこれを言いたい。ハイパー、セクシーサンキュー!」。おなじみの決めぜりふに降り注ぐ大歓声。「下次見!」(また会おう)。再会の夢をかなえるため、アーティストの道をまい進する。【望月千草】
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