「ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025」(C)Photo by Kosuke Ito【モデルプレス=2025/09/15】ロックバンド・ONE OK ROCKが、スタジアム/ドームツアー「ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025」を全国4カ所で開催し、全7公演で約36万人を動員。9月14日、大阪のヤンマースタジアム長居にて幕を閉じた。
本ツアーは、2月にリリースした約2年半ぶりとなる11枚目のアルバム『DETOX』を引っさげて開催された。ライブは「Puppets Can’t Control You」で幕を開けると、スタジアム全体が歓声に包まれた。続く「Save Yourself」「Make It Out Alive」では、Takaの力強い歌声が響き渡る。「懐かしい曲やりたいと思います、聴いてください!」というTakaの一言から始まった「Living Dolls」では、会場が懐かしのサウンドに熱狂。さらに、祖母に捧げた楽曲と語った「This Can’t Be Us」に続いて、「Renegades」はピアノ伴奏とTakaの歌声だけで披露され、観客を引き込んだ。
続いて「Instrumental」が始まるとToru、Ryota、Tomoyaによる息の合った圧巻の演奏と、バックスクリーンに映し出された映像が見事にシンクロ。その後「C.U.R.I.O.S.I.T.Y.」では、地元大阪でのスペシャルな演出としてToruがラップを披露し「Mighty Long Fall」と畳み掛ける。本編ラストの「The Pilot</3」、アンコールの「Stand Out Fit In」ではストリングス隊も加わり、壮大な世界観を演出。ラストを飾る1曲となった「We are」ではファンの合唱が響き渡り、スタジアム全体が熱狂と感動に包まれた特別な一夜となった。
9月14日の公演ではサプライズゲストとして稲葉浩志(B’z)が登場し、ONE OK ROCKとともに「The Beginning」を披露。アンコールではTAKUYA∞(UVERworld)も登場し、Takaと「Wasted Nights」を歌い上げた。なお、9月13日にはTENBLANK(佐藤健、宮崎優※「崎」は正式には「たつさき」、町田啓太、志尊淳)、KENTA(WANIMA)が応援に駆けつけていた。バンド結成20周年という大きな節目を迎えた本ツアーの日本公演を終えたONE OK ROCKだが、10月からは15公演に渡るヨーロッパツアーに向かう。世界を股にかける彼らから今後も目が離せない。(modelpress編集部)
◆セットリスト
01. Puppets Can’t Control You 02. Save Yourself 03. Make It Out Alive 04. Cry out 05. NASTY 06. Living Dolls 07. Party’s Over 08. Tiny Pieces 09. This Can’t Be Us 10. Renegades 11. Instrumental 12. C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO 13. Mighty Long Fall 14. The Beginning 15. Delusion:All 16. Dystopia 17. Tropical Therapy 18. The Pilot </3 【アンコール】 19. Stand Out Fit In 20. +Matter 21. Wasted Nights 22. We are