16日の近畿は真夏並みの暑さ 大阪や奈良は今年最後の猛暑日か 急な雷雨にも注意

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2025年09月16日 11:37  日本気象協会

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日本気象協会

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今日16日の近畿地方は広く晴れて、真夏のような暑さになるでしょう。万全の熱中症対策をおこなってください。明日17日は変わりやすい天気で、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。

今日16日の雨は山沿いが中心 明日17日は市街地でもにわか雨の可能性

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今日16日の近畿地方は、本州の南の海上の高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。気温の上がる午後は大気の状態が不安定になり、山沿いでは雨や雷雨となる所があるでしょう。局地的に、激しい雨の降るおそれがあります。

明日17日は高気圧の勢力が弱まる見込みです。晴れ間も出ますが、天気は変わりやすいでしょう。午後は山沿いだけでなく、市街地でもにわか雨や雷雨の所がありそうです。お出かけの時は、折りたたみ傘か、晴雨兼用の傘を持っておくのがおすすめです。

今日16日は今年最後の猛暑日か 明日17日も残暑が厳しい

今日16日の昼間は、日差しの後押しで気温がグングンと上がりそうです。大阪や奈良は36℃予想で、京都でも猛暑日になる可能性があります。そのほか各地でも、真夏並みの気温が予想されています。こまめな休憩と水分補給を心がけ、万全の熱中症をおこなってください。

明日17日も、最高気温は33℃から34℃くらいで、残暑が厳しい見込みです。最低気温は26℃から27℃くらいの所が多く、ムシムシとしそうです。夜間の熱中症にもお気を付けください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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