フィルフリーク、無期限活動休止を発表 男女ツインボーカルのバンド・フィルフリークが9月30日、活動を無期限で休止すると発表した。
【表】フィルフリーク、作品&活動一覧
発表で「これまでにフィルフリークは、今後の活動方針に関しましてメンバー・スタップ間での度重なる協議を重ねてきましたが、本日2025年9月30日をもちまして無期限で活動を休止することに致しました」と報告した。
またいきさつについて「メンバーの精神状態も鑑み、このままフィルフリークを続ける事は著しく困難であると判断し、このような結論に至りました」と説明した。
「これまで私たちは、音楽活動を通して、日々の中にある感情の輪郭に寄り添えるような作品を届けたいという想いで歩んでまいりました。多くの方々に支えていただきながら、ライブや各種リリースを重ねられたこと、楽曲に込めた想いが誰かの心に届いてきたこと、すべてが私たちにとってかけがえのない経験です」と振り返り。「これまで関わってくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます」と感謝を伝えた。
活動休止にともなうラストライブなども行わないとし、「突然のご報告となりましたことを深くお詫び申し上げますとともに、これまでフィルフリークを応援し、見守ってくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます」とつづり、「いつかまた、皆さまとどこかでお会いできる日が来ることを願って」と締めくくった。
なおバンドのSNSでは広瀬とうき(Vo/Gt)、ゆっこ(Key/Vo)、小竹巧(Gt)のそれぞれのコメントも公開。「筋を通せなくてごめんなさい」(広瀬)、「フィルフリークを守っていくと言った言葉を守れなくてごめんなさい」(ゆっこ)、「後悔がないとは言い切れないです」(小竹)などと謝罪。感謝を伝えた。
同バンドは2019年12月「ROAD TO EX 2019」で優勝し、翌年に初の全国流通盤ミニアルバム『Reverse Youth』をリリースした。2023年4月から年末までに13曲ものシングルをリリース。2024年1月15日にはバンド史上最大キャパとなる東京・恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブを開催した。