FANTASTICS八木勇征、オペラ初出演「自分の声と体を楽器にして表現する迫力が…」

FANTASTICS八木勇征が3日、新作オペラ「平家物語−平清盛−」（4日から）取材会をさいたま市のソニックシティ大ホールで行った。

脚本家・田渕久美子氏が初めて手がけるオペラ作品。オペラ初出演となる八木は、歌唱はないものの、語り部となる琵琶法師役を演じる。

平清盛役を演じる池内響らオペラ歌手たちとけいこを共にし、FANTASTICSのボーカルとして刺激を多く得た様子。「マイクをまったく使わず、自分の声と体を楽器にして表現する迫力がものすごくある。声量をじかに感じると感動的な気持ちになった」。

琵琶法師役について「歌は歌わないけれど、語り部、ストーリーテラーとして、しっかりと物語の高揚感を出せるように演じたい」。今後、オペラの舞台で歌いたいかとの質問を受けると「恐れ多い。もしそんな時があったら何十年かけて勉強しなきゃいけない」と笑顔で話していた。