
お笑い芸人「見取り図」の盛山晋太郎さんが、初エッセイ『しばけるもんならしばきたい』刊行記念取材会に登壇しました。本書は2020年から「小説幻冬」で連載していた約5年間のエッセイをまとめた一冊です。
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本の発売に盛山さんは “完走した感じです。本当にやり切ったなと。編集者を前に言うのも何ですけど、連載中はメチャメチャつらいときもあったので” と、執筆期間中を振り返りました。 “(1本に)1週間、10日ぐらい考えたりすることもあったりするので” と「産みの苦しみ」を吐露しました。
あとがきでは「当初、小説でいこうと思っていた」ことが明かされると、 “いやぁ、勘違いって怖いですね。最初に話が来たときに僕「それだったら小説書かしてもらっていいですか?」って、マジでとんでもないことを言っていた” と苦笑い。 “小説だったら3か月目くらいで、たぶんフィリピンに逃げていたと思います” と内幕を明かしました。
書籍化はぼんやりと見えていたものの、3〜4年目辺りで輪郭が見え始めると恥ずかしい気持ちも湧いてきたとのこと。 “加筆修正で原稿を戻されたときは、目を覆いたくなるくらい。5年前の原稿はまるで、NSC在学中のネタ映像を見せられているよう” “全然統一性が無くて、別人が書いたような文章もあるんで、先に言っておきますけど、ゴーストライターは一切いません” と強調しました。
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周りの芸人の反応について聞かれると、 “一度「ラヴィット」で企画して配ってますけど「感動して涙止まらんかった」ってことは、読んでないなと” と語り笑わせました。
また特に読んでほしい人を問われると “反町隆史さん” と即答。少年時代からファンで憧れ、ドラマ共演もした反町さんの名を挙げ、 “締め切りに追われると、同じような話になることもあるが、そんな時は大体反町さんだった。後で見返すと「こんなにもか!」というぐらい。だから反町さん本人に届けばもう、反町さんなら何をされてもいいです。こういうの事務所に届けた方がいいですかね?” と記者たちに逆質問していました。
【担当:芸能情報ステーション】