チャリティーコンサートで合唱する横田めぐみさんの同級生ら=4日午後、新潟市 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=が5日で61歳の誕生日を迎えるのを前に、小中学校時代の同級生らが4日、新潟市内で「再会を誓うチャリティーコンサート」を開いた。めぐみさんの母早紀江さん(89)はビデオメッセージを寄せ、「日本に帰ってくる日を祈っている」と拉致被害者の早期帰国を訴えた。
会場には約300人が訪れ、中学時代の同級生でバイオリニストの吉田直矢さん(61)が、早紀江さんが作詞した「コスモスのように」を演奏。その後、同級生や恩師らが「翼をください」「ふるさと」を合唱した。
めぐみさんの弟哲也さん(57)も参加。自民党の新総裁に選出された高市早苗氏について「この問題を片付けるのだと明言し、結果を出してほしい」と求めた。

チャリティーコンサートで演奏する横田めぐみさんの同級生ら=4日午後、新潟市