パリで日本酒の見本市 トランプ関税で欧州への販路拡大が加速「日本酒はフランス料理と相性抜群」

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2025年10月07日 03:32  TBS NEWS DIG

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フランス・パリで日本酒の見本市が開かれました。アメリカが相互関税を導入し輸出への懸念が広がる中、日本の酒造メーカーのなかではヨーロッパへ販路を拡大する動きが加速しています。

記者
「パリで開催されている日本酒の見本市ですが、多くの飲食店関係者らが訪れていて、商談などが行われています」

パリで6日、日本の酒造メーカーなどおよそ50社が出展し見本市が開かれました。

日本酒の輸出額は去年、ドイツやフランス、イタリアで過去最高になっていて、フランスでは日本酒を提供する店が増えています。

フランス人バイヤー
「日本酒はフランス料理とも相性抜群ですし、とても面白いお酒です」
「日本酒は香りが非常に豊かです。(フランス人は)日本文化、とりわけ日本酒が大好きなんです」

こうした状況に加え、トランプ政権が相互関税を発動したことでアメリカでは関税が15%に跳ね上がったこともあり、日本の酒造メーカーのなかではヨーロッパで販路を拡大する動きが広がっています。

福島県『人気酒造』 遊佐勇人さん
「20年前からパリに輸出していますが、昔はそんなこと全然なかったです。パリはやっぱり皆さんすごくお酒に興味を持ってる方が多いので、日本酒の価値をもっと伝えていきたいなと思っています」

この日本酒の見本市、4日からの3日間でおよそ6000人が訪れました。

このニュースに関するつぶやき

  • 酒税跳ね上がったとしても米国の日本酒好きな層は買うと思うんよね。もちろん欧州取引きがこれからどんどん増えて行くのは良いことなんだろうけど、僕らが呑む分は残しといてほしい。
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