参院選落選「筆談ホステス」斉藤りえ氏が15年ぶり銀座のクラブ入店報告「政治の道を完全に…」

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2025年10月07日 13:22  日刊スポーツ

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斉藤りえ氏(2022年10月)

「筆談ホステス」として知られる元東京都議で、7月に行われた参院選比例代表に自民党から出馬して落選した斉藤りえ氏(41)が7日、X(旧ツイッター)を更新。東京銀座のクラブに入店したと発表した。


「皆さまへ ご報告申し上げます」と前置きした上で「このたびご縁をいただき、銀座のクラブ『昴』へ入店いたしました」と書き出した。


「21歳の頃、『ル・ジャルダン』にて銀座の世界へ足を踏み入れ、その後、『昴』にもご縁をいただきました。出産を経てからは、しばらく政治の世界に身を置き、今夏の参議院選挙に立候補させていただきました。多くの学びと経験を得ることができた一方、結果としては叶いませんでしたが、人生の節目として、自分自身と深く向き合う大切な機会となりました」と記述。


「政治の道を完全に手放したわけではございません」とした上で「けれど今は、人と人とのつながりを、より身近な場所で丁寧に紡いでいきたいという想いが強くなり、再びこの銀座の地で働くことを決意いたしました」と宣言した。


「『昴』は現在オーナーが代わられましたが、長年銀座を支えてこられた高田律子ママ(旧・昴オーナーママ)のお心遣いにより、こうして再びご縁をいただくことができました。律子ママの想いが大切に継がれている『昴』で、あらためて銀座の空気に触れながら、一歩ずつ歩んでまいりたいと思っております」とつづった。


そして「15年という歳月を経て、再びこの地に戻ってこられたこと、心より感謝申し上げます。移ろう時代の中でも、銀座という街が持つ“品格”と“あたたかさ”に、あらためて胸を打たれております。かつてより少しだけ深く、静かに人と向き合う自分でありたいと願いながら、日々を丁寧に重ねてまいります」と記した上で「お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りいただけましたら嬉しく存じます。あらためまして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。斉藤りえ」と締めくくった。


斉藤氏は1歳10カ月の時に髄膜炎の後遺症で聴力を完全に失いながらも、東京・銀座の高級クラブ勤務時に筆談を生かした接客でナンバーワンホステスにまで上りつめた。自叙伝「筆談ホステス」はベストセラーとなり、10年にはTBS系でドラマ化され、女優北川景子が斉藤氏を演じた。2019年の参院選比例代表に立憲民主党から立候補して落選。2021年東京都議選(大田区選挙区)で立民から出馬して初当選した。

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