シルベスター・スタローン「まさにぴったり」 主演ドラマ「タルサ・キング」で“戦力外”マフィアの下剋上を熱演

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2025年10月11日 17:01  cinemacafe.net

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「タルサ・キング」シーズン3(C)2025 Viacom International Inc. All Rights Reserved.
シルヴェスター・スタローン演じるマフィアがオクラホマ州のタルサを舞台に、自らの帝国を築き上げていく姿を描いた大人気クライムアクションドラマ「タルサ・キング」のシーズン3が10月10日(金)よりParamount+にて独占配信。『ロッキー』や『ランボー』から『エクスペンダブルズ』まで、世界的大ヒットシリーズに出演し長いキャリアをもつ彼が、年齢を重ねたいまだからこそ演じられる、ひとクセあるマフィア役について語った。



『ロッキー』で演じた人生をかけて這い上がる不屈の三流ボクサーや、『ランボー』で演じたベトナム戦争を生き抜きトラウマを抱える特殊部隊の兵士、『エクスペンダブルズ』で演じた最強無敵の傭兵軍団のリーダーなど、これまで様々なキャラクターを演じてきたシルヴェスター・スタローン。そんな彼が熱い想いをもって本作で演じるのは、“戦力外”通告を受け片田舎のタルサに左遷されてしまった75歳のマフィア、ドワイト・マンフレディだ。

刑務所上がりのドワイトは、この時代にスマホもクレジットカードもなし。仲間ゼロ・資金ゼロの状態から、昔ながらの“オレ流”のやり方で地元の人々を巻き込み、新たな帝国を築き上げ“タルサの王”になっていく。

シルヴェスター・スタローンは制作当初を振り返り、「脚本家のテイラー・シェリダンから『ちょっと変わったマフィアの物語のアイデアがあるんです。75歳のマフィアが見知らぬ土地でゼロから新たな物語を始める話』と聞いたとき、『まさにぴったりだ!』と思ってすぐに参加を決めました」と明かす。「そこからストーリーラインを一緒に考え始めて、今までやってきました」と、制作初期から深く携わるほど熱い想いで本作に臨んでいることを語っている。

本作のひとクセあるマフィア、ドワイトを演じる上で、シルヴェスター・スタローンは自分史上一番人間味あふれる演技になるよう意識していたという。

「マフィアらしくない、ユニークなマフィアを演じてみたいと思っていました。今回の演技は、これまでで最も多層的だと思います」と彼は説明する。

「ロッキーだと、一定のテンポやリズムがあってどちらかというと単調的。ランボーを演じるときは、自分の持ち物に当たったりして実際に怒りをあらわにすることで、目にキャラクターの感情を映します。でもこのキャラクターは、悪党と対峙するときはタフで不屈で怖いけれど、娘といるときは穏やかでまた違った顔を見せています。ドワイトは状況に応じて常に自分の性格やスタンスを変えています。今までやったことがない演技になっていますよ」と語り、ハードなアクションで激しい覇権争いを繰り広げる“マフィア”な一面と、ファミリーや実の娘に見せる漢気とユーモアにあふれた一面を演じ分けていることを明かした。

さらに、ドワイト役に熱が入るあまりアドリブを入れることも多いそうで、「普通は台本通りに厳密にやるものだけど、今回はよく台本から外れてアドリブを入れるんです。最初はみんなちょっと戸惑っていましたよ(笑)。でも『みんな、俺は脚本家でもあるからやるべきことは分かっている、心配するな』って伝えているんです」と、全身全霊で臨みながらのエピソードを明かした。

そんなシルヴェスター・スタローンの熱意が実を結び、本作はシーズンを更新する度に驚異の視聴回数を記録し、人気シリーズへと進化を遂げている。

シーズン3では、人脈・ビジネス・富を掌握する“タルサの王”になったドワイトが、既得権益を守ろうとするもの、苦楽を共にしたかつての友のみらず、あらゆる人物に命を狙われてしまい激しい覇権争いに身を投じていくことに…。

本作を手掛けるのは、映画『ボーダーライン』『最後の追跡』『ウィンド・リバー』で評価を集め、「メイヤー・オブ・キングスタウン」や「ランドマン」など数々の人気ドラマを生んだヒットメーカーのテイラー・シェリダン。

さらにシーズン3からの新キャラクターとしてサミュエル・L・ジャクソンが演じる、ドワイトの命を狙う元刑務所仲間の“殺し屋”ラッセル・リー・ワシントン・ジュニアが登場、ハリウッドを長年支えてきた名俳優たちの共演にも世界中からの期待が高まっている。

「タルサ・キング」シーズン3はParamount+にて独占配信中(全10話)。



(シネマカフェ編集部)

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