黒崎煌代(23)が11日、東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下で行われた初主演映画「見はらし世代」(団塚唯我監督)公開記念舞台あいさつに登壇。食事のシーンを振り返り「ずっとホルモン定食をいただき、それが、おいしくて…」と振り返りつつも「何度もテイクを重ねなければいけないので、最後の方は、もやししか食べていなかった」と、食べ過ぎて最後はダウン状態だったと振り返った。
「見はらし世代」は、団塚監督がオリジナル脚本も手がけた長編デビュー作。黒崎が演じた主人公の蓮は、幼い頃に母由美子を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…。そんな状態の中で、蓮は家族の距離を測り直そうとする物語。父初を遠藤憲一(64)母由美子を井川遥、姉恵美を木竜麻生(31)が演じた。
木竜が「すごい、苦しいそうだったもんね」と黒崎にツッコむと、今度は井川が「遠藤さんは、ずっとカレーですね」と、遠藤に話を向けた。遠藤が「勘弁してくれと思ったけど」と苦笑すると、団塚唯我監督(27)が「撮影前に役の話をした時『カレーを食べます』と言ったら、エンケンさんが『俺、ずっと食べてようと思うんだよね』とおっしゃって…その後、苦しくなった」と続けた。
遠藤は「ムキになって、テストから食べていたら、まだやるのかよ、と。調子に乗って、役の中に入れると思ったんだけど」と言い、笑った。
◆「見はらし世代」 蓮(黒崎煌代)は母由美子(井川遥)を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初(遠藤憲一)とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…そんな状態の中で、蓮が家族の距離を測り直そうとする。
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