【出雲駅伝】国学院大が2連覇 4区辻原輝が区間新「4、5区で勝てるかなという予感」前田監督

14

2025年10月13日 15:15  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

優勝し、胴上げされる国学院大アンカーの上原(撮影・藤尾明華)

<出雲駅伝>◇13日◇島根・出雲大社前〜出雲ドーム前(6区間45・1キロ)



大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝で、前回覇者の国学院大が2年連続3度目の優勝を飾った。出雲、全日本、箱根を同一年度に制す「3冠」への再チャンレジへ向け、好スタートを切った。


連覇へ導いた前田康弘監督(47)は「見事に選手が期待に応えてくれたという走り。本当にヒヤヒヤで、最後の1キロくらいまで分からなかったですけど、4、5区で自信がありましたので、そこで勝てるかなという予感はありました。次の全日本、箱根も優勝を目指していきたい」と喜びを表した。


昨年の絶対的エース平林清澄(現ロジスティード)が抜けたチームは、1区から順に青木瑠郁(4年=健大高崎)−尾熊迅斗(2年=東京実)−野中恒亨(3年=浜松工)−辻原輝(3年=藤沢翔陵)−高山豪起(4年=高川学園)−上原琉翔(4年=北山)の区間配置で挑んだ。


1区5位スタートから粘り、3区野中が外国人ランナーと競り合いながら、日本人トップの区間2位。一時首位の早稲田大をかわし、トップ城西大から5秒差でつないだ。


すると、当日変更で4区に入った辻原も区間新記録の快走で応え、トップで抜け出した。前田監督がキーマンに挙げていた5区高山も首位を譲らず、アンカーの主将上原に託し、そのまま逃げ切った。


昨年は出雲、全日本で優勝し、大学2冠を達成。しかし、箱根駅伝は総合3位と辛酸をなめた。


前回の出雲路の経験者が4人残っていることはプラス材料でもあり、レース前の会見で前田監督は「もちろん、目標は『連覇』ということで選手ともに頑張ってきた。ただ、プレッシャーというのはなくて、チャレンジャーの気持ちを持って臨んでいきたい」と話していたが、まずは目の前の目標をクリアした。

このニュースに関するつぶやき

  • アンカーの黒田朝日が怖すぎる 全力だとは思うけど箱根への準備運動ともとれる雰囲気をどこか感じました(汗)
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(8件)

ニュース設定