スウェーデン大使館主催のレセプションに出席した大阪大の坂口志文特任教授(右)と京都大の北川進特別教授=13日午後、東京都港区 今年のノーベル生理学・医学賞と化学賞に選ばれた大阪大の坂口志文特任教授(74)と京都大の北川進特別教授(74)は13日夜、東京都内で開かれたスウェーデン・ビクトリア皇太子の来日を記念した同国大使館主催のレセプションに出席した。両氏によると、受賞決定後に2人がそろって公式の場に出たのは初めて。
両氏は会場で顔を合わせるや否や、うれしそうに固い握手を交わした。報道陣の取材に坂口氏は「お会いできて光栄に思います」と笑顔。北川氏は「(坂口氏を)古くから存じ上げていたので、リラックスした感じです」と語った。
レセプションには坂口氏の妻で大阪大・招聘(しょうへい)教員の教子さんのほか、2001年に化学賞を受賞した野依良治氏らが出席した。