10月14日、NHKは、大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』の司会を、俳優の綾瀬はるか(40)、今田美桜(28)、タレントの有吉弘行(51)、同局の鈴木奈穂子アナウンサー(43)の4人が務めると発表した。
今田は紅白初司会、綾瀬は6年ぶり4回目、有吉は3年連続3回目となる。’22年から3年連続で司会を務めた橋本環奈(26)は、4年連続とはならなかった。
「橋本さん主演の朝ドラ『おむすび』は’24年9月から今年3月まで放送されました。近年、紅白では直近の朝ドラヒロインが司会を務める傾向にあるのですが、橋本さんの紅白司会起用は朝ドラヒロインへの就任がまだ発表されてもいないタイミングだったので、異例でした。
当時の橋本さんは、あまりNHKの作品に出演しておらず、局との結び付きもそこまで強くなかったのですが、NHKは当時からすでに朝ドラヒロインの打診をしていたそうで、ドラマや映画に引っ張りだこで多忙な橋本さんに受けてもらうべく、”関係強化”の意味合いも含めて紅白の司会をお願いしたそうです」(芸能関係者)
しかし、今回は橋本ではなく、現在放送中の横浜流星(29)主演のNHK大河ドラマ「べらぼう」の語りを務めている綾瀬が起用された。
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今年は放送開始から100周年ということで、『紅白』に並々ならぬ気合を注いでいると言われているNHK。橋本といえば、押しも押されもせぬ超人気女優であり、『紅白』での過去3回の司会ぶりも、“完璧な進行”と評判だった。
『おむすび』も今年3月に終わっていることもあり、100周年の司会を橋本が務めるにはぴったりなタイミングだと思われたのだが――。今回、橋本が”落選”した背景について、前出の芸能関係者は言う。
「まず、今年3月に終わった『おむすび』の平均視聴率は13.1%と、歴代最低を記録してしまいました。トップクラスの人気を誇る橋本さんを迎えただけに、スタート前は局内でも相当な期待がかけられていたのですが、最初こそ視聴率は良かったものの、強引なストーリー展開に不評が集まり、みるみる下落。橋本さん自体に責任があるわけではないのですが、視聴率が悪いだけではなく、作品そのものの評価も高くないという不名誉な結果となってしまいました。
また、昨年10月に『週刊文春』が、橋本さんのマネージャーに対するパワハラ疑惑を報道しました。所属事務所は“事実無根”と強く反論し、NHKも12月に橋本さんに密着したドキュメンタリー番組を放送し、イメージの払拭を図りましたが、こちらも“不自然”と不評でした。
多忙な橋本さんが『おむすび』放送終了によってNHKでの仕事を”やり切った”との見方もありますが、万全を期すことが求められている100周年だけに、こうした橋本さんのイメージの悪化が影響を与えたのではないかと囁かれています
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とはいえ、橋本さんのことですから、今後女優としてさらなる飛躍を遂げ、綾瀬さんのように再び司会を務める可能性も大いにあると思います」(前出の芸能関係者)
実際、橋本の紅白司会”卒業”を惜しむ声も少なくない。カムバックする日はそう遠くないのかも?
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