「心も体もぶっ壊れちゃった」“阪神効果”で大バズリ中の伝説ボーカル(56)が明かした「声が出ない苦悩」

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2025年10月15日 18:40  web女性自身

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1990年代に一世風靡した伝説のロックバンドのボーカルが、10月15日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演。2018年に患った「機能性発声障害」に現在も悩まされていることを告白した。



そのボーカルとはロックバンド・LINDBERGの渡瀬マキ(56)だ。同バンドは1989年にデビューすると、『今すぐKiss me』をはじめ『恋をしようよYeah!Yeah!』など数々のヒット曲を生み出した。1997年、渡瀬はバンドメンバーの平川達也(63)と結婚し、2児をもうけると、育児に専念したいという理由で2002年にバンドを解散。



育児が一段落した2014年にバンドを再結成したものの、その4年後に渡瀬が機能性発声障害を患っていることを公表。機能性発声障害とは、声帯には異常がないものの声が出しづらい、かすれる、喉が締まる感じがして声が続かないといった症状が出る疾患だ。



この日の『ノンストップ!』では、バンドの全国ツアー初日に密着。渡瀬は手振りもつけながら真剣な表情で「ちょっと喉が詰まってくる。話そうとすると言葉が出てこなくなって。歌うどころか喋ることも家族内でできてなかったので、心も体もぶっ壊れちゃった感じ」と説明し、現在も病気が完治していないことを明かした。



2年間の休養の間、医師から「いつ治ります」とは明言されなかったそうで、「先の見えないトンネルの中にいる感じ」だったものの、家族や仲間に励まされて活動を再開。ライブ中でも突然症状が出ることもあるが、そんなときには「すかさず、ファンの人が大声でその部分を歌って助けてくれる」のだという。



また、今後の目標については「ここから抜け出して自由自在にいくらでも歌えるようになること」だと明かし、一緒にインタビューを受けていたメンバーとも顔を見合わせながら「1日でも1回でも多くライブができるように無理せず頑張りたい」とコメントしていた。



そんな渡瀬の告白に、視聴者からは



《マキちゃんがステージに立ってくれてるだけでありがたい!》
《歌うのが本当に好きなんだな。懐かしい気持ちになった》
《渡瀬マキさんと同い年です。頑張ってほしい!》



など、応援の声が多数上がっている。



そんな渡瀬がじつは今にわかに注目を集めている。今年4月、プロ野球の阪神タイガースの甲子園開幕戦において、同球団の藤川球児監督(45)が現役時代にLINDBERGの『every little thing every precious thing』が登場曲だったという縁で、渡瀬が球場で同曲を生歌唱したのだ。



さらに、阪神がリーグ優勝を決めた9月7日、9回に抑え投手の岩崎優(34)が登場する際に同曲が使用されるという粋な演出がSNSで大きな話題に。渡瀬もInstagramに、藤川監督とのツーショットとともに《粋な計らい!!!鳥肌〜!!!!》と喜びの声を投稿している。



「阪神の優勝直後から、『every little thing every precious thing』が大バズリしています。ストリーミングSNS再生数が急激な伸びを見せ、2日間で300万回を超えたそうです。今後CS、日本シリーズでも使用される可能性はありますし、阪神が勝ち進んで日本一になれば、渡瀬さんや藤川監督が今年の『NHK紅白歌合戦』に出場することもありえるのでは……と囁かれています」(芸能ライター)



『紅白』に出場することになれば、疾患を抱えつつも前向きに歌に取り組む渡瀬の姿勢がきっと多くの視聴者の心を打つだろう。

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