日米財務相が会談=為替問題協議か―G7、対ロ制裁・中国輸出規制議論

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2025年10月16日 08:02  時事通信社

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時事通信社

会談に臨む加藤勝信財務相(右から3人目)とベセント米財務長官(左から3人目)=15日、ワシントン(財務省提供)
 【ワシントン時事】先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席するためワシントンを訪問中の加藤勝信財務相は15日、ベセント米財務長官と会談した。関係者への取材で分かった。円安傾向にある為替問題などについて協議した可能性がある。

 同日のG7財務相・中銀総裁会議を前に会談した。日米財務相は9月、為替政策に関する共同声明を発表。「競争上の目的のために為替レートを目標としない」ことを再確認している。

 G7財務相・中銀総裁会議には、日本から加藤氏と日銀の植田和男総裁が出席。ロシアが侵攻を続けるウクライナへの支援策などを議論する。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制強化に伴う米中摩擦の再燃が新たな不確定要素として顕在化するなど、山積する課題への対処で協調を深める。 

このニュースに関するつぶやき

  • 日本はプラザ合意の反省があるから、いくら円安でも安易な為替合意はしないと思うけどね。日銀も、為替介入や利上げの効果は限定的に過ぎないと学んだはず。
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