豊田利晃監督、「第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭」最優秀監督賞受賞

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2025年10月19日 09:21  オリコンニュース

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豊田利晃監督の最新作『次元を超える』(公開中)(C)次元超越体/DIMENSIONS
 10月17日より公開中の映画『次元を超える』が、スペイン・カタルーニャのシッチェスで開催中の「第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭」(10月9日〜19日)で上映され、豊田利晃監督が最優秀監督賞を受賞した。

【動画】映画『次元を超える』予告編

 同映画祭は、ホラー・ファンタジー・SFといったジャンル作品に特化した国際映画祭で、本作は新しい映画体験、実験性、形式の革新を重視するセクションとして位置づけられている〈ニュービジョン部門〉に選出。

 日本人監督で初の快挙となる受賞を受けて、豊田監督は「『次元を超える』は観客に映画の答えを委ねる。そんな映画がシッチェスの皆様に受け入れられたことをうれしく思い、感謝しています。グラシアス、シッチェス!」とコメントした。

 本作は、窪塚洋介と松田龍平がダブル主演を務め、『破壊の日』以来5年ぶりの共演が実現。さらに、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田など、豊田組の常連キャストが顔を揃えている。

 孤高の修行者・山中狼介(窪塚)は、危険な宗教家・阿闍梨(ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田)は、狼介の彼女・野々花(芋生)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは?

 豊田監督にとって、『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりの長編フィクション作品。『I'M FLASH!』以来、13年ぶりのコラボレーションとなるチバユウスケ率いるThe Birthdayがエンディングテーマを手がけ、YOSHIROTTEN、マイケル・アリアス、樋口真嗣など、各業界を代表するスタッフも参加している。

このニュースに関するつぶやき

  • マルチバース的な事か?まあ確立した理論でなく、まあ言っちゃあ、何でもありな世界。最もらしく進むのか、唯我独尊、ぶっ飛んでるのか…個人的には後者の方が好きだがな(。-∀-)
    • イイネ!11
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