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国民民主党の玉木雄一郎代表が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にインタビュー出演。日本維新の会を「二枚舌」と評したことについて釈明した。
玉木氏は15日、立憲民主党、維新と3党で党首会談を行い、野党統一候補による首相指名選挙への対応や政策のすり合わせなどを協議。しかしその直後、維新吉村洋文代表が自民党高市早苗総裁とトップ会談し、両党による政策協議が開始されることが明らかになった。
玉木氏は同局浦野芽良アナから「維新の動きを見た時に、正直、正直イラッとしましたか?」と率直に聞かれると「イラッとするというか、驚いたということが1つ。それと藤田さんはいろいろ一緒にやれるかなと思ったので、ちょっとそこは…イラッとしたって言いましたよね? イラッとというか…」と言葉を選びながら苦笑い。「正直ですよ? どういうお気持ちですか?」と迫られると、「驚いたって感じかな」と語った。
維新と自民の政策協議開始により、野党統一候補の機運は一気にしぼむ形に。その後玉木氏は、自身のYouTubeチャンネルで維新の動きについて「二枚舌みたいな感じで扱われて、我々としては残念」と不快感をあらわにしたが、これを受けた吉村代表が「他党を批判するよりは、自党の政策を実現することに注力された方がいいんじゃないか」と皮肉を交えて反論したことも話題になった。
玉木氏は吉村氏の言葉について改めて聞かれると「おっしゃるとおりです」と神妙にひと言。同局佐々木舞音アナから「吉村代表、藤田共同代表、オブラートに包まずおうかがいしますが、好きですか?嫌いですか?」と質問をぶつけられると「すごいね。そんなこと答えられるわけにないじゃん」と笑いつつ、「ただ、3連休あったでしょ?万博行ったんですよ、初めて。吉村さんいますか?と。いるんだったら万博会場で会いたいんですけどって言ったら『いない』って言われて」と吉村氏とのやりとりを回想。「あの時に自民党と協議してたのかな。まあまあそれは分からんけど」と振り返った。
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自身は万博会場で行われたトークイベントに出席しており「そしたら赤い(格好の)人が手を振ってくれて。誰かと思ったら、何と藤田共同代表が家族で来ていて。そういう伏線があって」と「二枚舌」発言の背景を説明。「3人で会っていい感じになって、1時間後にスコーンとやられたので。ちょっといつもとは違う感情で表に出してしまったんですね」と反省した様子で語った。
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