成田凌が「#拡散」介護士役で主演 沢尻エリカは7年ぶり映画出演で初の新聞記者役

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2025年10月20日 08:00  日刊スポーツ

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映画「#拡散」に主演の成田凌と7年ぶりに映画に出演する沢尻エリカ(C)2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE

成田凌(31)が映画「#拡散」(白金(KING BAI)監督、26年2月27日公開)に主演することが19日、分かった。妻をワクチン接種直後に亡くした介護士を演じる。沢尻エリカ(39)は、成田と共演した19年の「人間失格 太宰治と3人の女たち」以来7年ぶりの映画出演。01年に芸能活動を始めて以降、初の新聞記者役に挑戦する。医師を責め、遺影を掲げ訴える姿を「夫婦愛の象徴」と新聞記者が報じた記事をきっかけに、介護士が反ワクチンの象徴として利用される挑戦的な物語に挑んだ。


オール富山ロケで行われた撮影を終え、成田は「かなりチャレンジングな企画」、沢尻も「なかなか踏み込んだ題材」と口をそろえた。介護士の浅岡信治は妻明希を亡くし、ワクチンに原因があると認めさせるため、病院前で抗議活動を行う。その姿を、婚約者を医療事故で失った過去を持つ新聞記者の福島美波が、美談として報じたことで信治は図らずも時代の寵児(ちょうじ)となる。あることないことをSNSで発信するなど、妻の死より承認欲求の塊となった信治は、あきれながらも心配する美波の忠告に耳も貸さず、エスカレートする中で孤立と狂気を深めるも、憧れる者も現れて事件が起きる。


成田は「オファーを受けていいものか、初めは少し迷う自分もいました。ですが、脚本を読ませていただき即決。生活の一部となっているものの恐ろしさを改めて感じる作品だと思います」と意義を強調。沢尻は台本の読み合わせで監督、脚本の港岳彦氏らと新聞記者のイメージを作り上げた。「久しぶりの映像作品で緊張もありましたが、スタッフ・キャストの皆さんに温かく迎えていただき、とても心強かったです」と感謝した。白金監督は「反ワクチンでも推進でもありません。あの時、誰もが経験した『見えない不安』をどう受け止めるかを描いた。感じた痛みや恐れを、見つめ直すことも必要だと思いました」と語った。

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