女優蒔田彩珠(23)が20日、都内で主演映画「消滅世界」(11月28日公開、川村誠監督)完成披露上映会に出席した。
芥川賞作家の村田沙耶香氏が15年に刊行した小説が原作。性愛がタブーとされ人工授精での妊娠、出産が常識となった世界を描き、蒔田は両親が愛し合って生まれた主人公、雨音(あまね)を演じる。
作品の印象を問われると「フィクションだけど、進んでいくと近い未来の話のように感じて、ゾクッとする怖さを感じました」と明かした。さらに「見ていくうちに自分のことのように思えてくる。それで普段考えない愛とか幸せに思いを巡らせることになると思うので、見終わった後の不思議な感覚を楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。
この世から消滅してほしくないものを問われると、共演者から猫や犬と回答が出ると「ちょっと待ってよ、言おうとしてた」とがっくり。それでも「愛ですかね。猫と犬をめでる気持ちもなくなっちゃいますし」と笑いつつ「たくさんの愛があって今ここに立てていると思います」と感謝を語った。
柳俊太郎(34)結木滉星(30)らも出席。
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※柳は木ヘンに却の去がタ
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