落語家桂佐ん吉(41)が21日、神戸新開地・喜楽館で「プロ野球応援ウイーク 答え合わせ編」(11月17〜23日、同所)、「喜楽館アワード決勝」(12月7日)の制作発表記者会見に出席した。
同公演は21年に第1回が行われ、夏の応援ウイークと秋の答え合わせ編を開催。今回が10回目となる。すっかり喜楽館名物として定着しており、伊藤史隆支配人も「阪神が日本一になっていると思いますが、阪神ファンの方はもちろん、阪神ファン以外の方にも来ていただいて、大いに喜んだり、グチを言ったり、客席と共有していただければ」と呼びかけた。
92年から阪神ファンだという佐ん吉は今年、5回甲子園に観戦に訪れたが全敗だったそうで「この勝率の阪神で、勝ちが見られないってスゴイ確率。逆に持ってる」と自虐。「他球団ファンの方も、私の日に来たらイヤな思いをしないで済むと思う」とアピールした。
日本シリーズの相手はソフトバンクに決まった。14年以来4回目の対戦となる。
佐ん吉は「新庄監督の日ハムが来たらよかったな」と話しつつ、ソフトバンクについては「前にやられているので仕返しができたらいいな。CSの戦いぶりを見てたら勝てるんじゃないか。4勝2敗で勝ちます」とにやり。「2敗は僕が見に行ったら負けるかなと」と付け加えると、伊藤支配人から「行かないで」とツッコまれていた。
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ウイークでは阪神ファンの佐ん吉、月亭八方、桂吉弥、桂春蝶、オリックスファンの笑福亭松喬、巨人ファンの桂三若がトリを務め、また、トークコーナーでは、20日に阪神OBの桧山進次郎氏が春蝶と、23日に阪急OBの福本豊氏が佐ん吉とトークを繰り広げる。
一方、今年で3回目となる喜楽館アワードは、ファン投票で優勝者が決まり、優勝賞金もファンからの募金で支払われる。
佐ん吉は過去2回、決勝に進出しており、「三度目の正直。今年は頑張りたい。去年も一昨年もすごい悔しかった。こんな悔しい思いはもうしたくない」と優勝を誓っていた。
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