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其原有沙(24)が22日、東京・六行会ホールで開幕した劇団シアターザロケッツ公演「お客様に神様です HOTEL【2】」囲み取材で、ソロでの踊りに初挑戦したと明かした。
「お客様に神様です HOTEL【2】」は、23年の舞台「お客様に神様です HOTEL」の新章。上演前完売の大人気作を、同劇団初の続編として製作。1人の神様が紛れ込んだことで犯罪者を改心させたと話題になった「ホテル神山」が、犯罪者が集う危ないホテルとうわさされ、客足は遠のく中、突然、訪れた団体客が全員、まさかの神様だった物語。其原は歌、踊り、芸能の神のヒロイン天鈿女役を演じる。
劇中には、1人で踊る見せ場がある。ただ、2歳で芸能界入りし、芸歴は約22年と長く、アイドルグループ「乙女新党」でも活動したが「アイドルをやっていた時もソロで踊ることはなかった」という。「神楽鈴を持ちながら、鈴が鳴るまで音がない中、感覚で踊る。鈴がうるさくて袖で練習できない。イメトレをしました」と笑顔で振り返った。
経験が少ない、コメディーにも挑んだ。「ドキドキしていたんですけど、皆さんに支えられて面白い作品になったと思う。稽古場からネタが尽きない。日替わり…受ける側なので、今日、どんなのが来るのかなと。みんながみんな、お客さんを笑顔にしたい。皆さんの引き出しの多さにビックリ」と刺激を受けたようだ。
ホテル神山のコンシェルジュ広澤信一役の佐藤弘樹(38)は、見どころを聞かれ「登場人物が舞台上に残り、理由なく、はけられない。一緒に見ていて心を寄せる、見せ場だと思う。後半が一番、楽しかったし見応えのあるシーンだと思う」と語った。
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天照大神役の関根ささら(32)は「役の中で大変だなと思ったのが、初めて背中が、ずっと抜けてる。背中の芝居に初めて挑戦した。背中の表現が、いろいろ大変。歌けいこもした。ゴスペルの先生が指導してくれた」と語った。
◆「お客様に神様です HOTEL【2】」かつて1人の神様が紛れ込んだことで犯罪者を改心させたと話題になった「ホテル神山」が、今や犯罪者が集う危ないホテルとうわさされ、客足は遠のいていた。そんな中、突然訪れた久々の団体客は…全員まさかの神様たち!? 祝祭の女神アメノウズメが引率するツアーの一行には、太陽神アマテラス、月の神ツクヨミ、嵐の神スサノヲ、国造りの大国主命など、日本神話の天津神と国津神が勢ぞろい。困惑するホテル従業員をよそに突如、決行される勘違いとすれ違いの神様ツアー。その背景には、かつて日本を巡って争った“国取り合戦”の因縁が。過去を巡り再燃する、天津神と国津神の対立やがてそれは、「笑い」が世界を照らした、あの神話の再現へとつながっていく。
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