旧社会党結党80周年記念式典で、あいさつする社民党の福島瑞穂党首(左)=23日午後、東京・永田町の憲政記念館 社民党は23日、前身の日本社会党が来月で結党80年を迎えることを受け、東京・永田町の憲政記念館で記念式典を開いた。福島瑞穂党首はあいさつで、社会党委員長を務め17日に死去した村山富市元首相に言及し、「(戦後50年の)村山談話の精神を引き継ぐことは歴史的な使命だ。遺志を受け継いで平和と民主主義を押し進めていこう」と呼び掛けた。その後、参加者が黙とうをささげた。
福島氏は高市政権に関し、「新自由主義や差別、排外主義などが強まることを懸念する。今こそ社民党が必要だ」と訴えた。