『HexClad(ヘックスクラッド)』の広告にはゴードン・ラムゼイと角田裕毅
アメリカ大陸での連戦は、2戦目のF1メキシコシティGP。今年はメキシコ出身のセルジオ・ペレスは不在だが、グランプリの広告にはもちろん起用されている。アメリカ国内では角田裕毅を起用した広告も見られ、F1人気の高さが伺えた。アメリカからメキシコへ向かう道中の様子をF1ジャーナリストの尾張正博氏がお届けします。
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日本からオースティンへ行くときはヒューストンからレンタカーを走らせたが、オースティンからメキシコへの移動はヒューストンへレンタカーで戻らず、オースティンからヒューストン経由の飛行機でメキシコへ入った。オースティン空港で自分の便を確認しようと電光掲示板を見たら、隣の画面に来年のアメリカGPの広告が表示されていた。
すると今度は角田裕毅の広告が!! 隣の方は世界的シェフのゴードン・ラムゼイで、ふたりは調理器具メーカー『HexClad(ヘックスクラッド)』のブランドアンバサダーに就任しており、これがそのCM。
角田の広告が終了すると、今度はローラン・メキース代表が登場。こちらはレッドブルのタイトルスポンサーの『オラクル』のCM。こんなところにもアメリカでのF1人気の高さがうかがえる。
航空会社のラウンジへ行くと、キャデラックのロゴの入ったセルジオ・ペレスのTシャツを着た方が。てっきりメキシコ人かと思ったらアメリカ人で、ペレスのファンというより、キャデラックのサポーターだった。来年のアメリカGPはさらに盛り上がることだろう。
お土産は早くも50%オフで売り出されていた。
海抜2200メートルのメキシコシティ。遠くにエルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムが見える。
スーツケースを待っていたら、セルジオ・ペレスが画面に登場。こちらはメキシコシティGPの広告。
メキシコといえば、死者の祭り。
地元のクリスピー・クリーム・ドーナッツもスペシャルバージョンを提供していた。
メディアセンターに到着すると、記者会見場の入口の脇がこんなデコレーションが。2015年に復活したメキシコGPは、コロナ禍で2020年が中止になったため、今年で復活から10回目。ちなみにメキシコGPという名称は2021年からメキシコシティGPに改称されている。10回目の記念大会で、笑うのは誰だ?
[オートスポーツweb 2025年10月24日]