ジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)/2025MotoGP第20戦マレーシアGP 10月24日、2025年MotoGP第20戦マレーシアGP MotoGPクラスの初日のプラクティスがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ホンダHRCカストロールのジョアン・ミルは4番手、ルカ・マリーニは11番手となった。
アジアラウンドの最終戦となる今大会の最初に行われたフリー走行1回目は、気温28度、路面温度31度のドライコンディションでスタート。セッション前半でミルが2分00秒548の3番手、マリーニが2分00秒627を記録し5番手につけた。
2回目の走行では、マリーニが2分00秒602にタイムを縮めたが、他車のベスト更新があり6番手に。終盤は雨が降ったこともあり順位の変動はなく、ミルが3番手、マリーニ6番手でセッションを終えた。
雨も上がり、再びドライコンディションで行われたプラクティスで、ミルは序盤から1分58秒台を記録。セッションの半分以上を2番手で過ごした。最終盤は10番手に後退したが、1分57秒854のタイムをマークし、4番手で初日を終えた。マリーニは1分58秒179で11番手だった。
また、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は2番手、ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)は20番手でホンダ勢は2台が予選Q2直接進出となっている。
ジョアン・ミル(FP1:3番手、プラクティス:4番手)
「今日は本当に良い一日だった。FP1の立ち上がりからポジティブな一日だった。バイクのフィーリングはすぐに良くなり、パッケージも競争力がありそうだ」
「昨日はチームと一緒にセットアップのプランについて多くの作業を行い、そのおかげで今日は多くのことを達成できた。バイクのフィーリングがすでにこの状態であれば、コンディションに合わせて微調整するだけで済み、すべてが楽になる」
「雨の後は完全に失速する可能性もあったが、見事に立ち直り、自分たちのレベルを示すことができた。明日はまた改善できるはずだし、またコースに出るのを楽しみだ」
ルカ・マリーニ(FP1:6番手、プラクティス:11番手)
「今日はアンラッキーで、特に最後の10分は不運だった。午後はペースとレースセッティングの調整に多くの時間を費やしていたが、最初のタイヤでコースインした途端、雨が降り始めた。Q2進出の可能性もあったが、最後のフライングラップではセクター4に他のライダーがいたので、ペースを落とさざるを得なかった」
「ここでのウィンターテスト以来、僕たちがどれだけ進歩してきたかをはっきりと確認できたことが重要だし、本当に素晴らしいことだ。明日のQ1は他のライダーたちと厳しい戦いになるだろうが、今日のように様々なことが起こり得るので、決して諦めずに臨むよ」
[オートスポーツweb 2025年10月24日]