
<第38回東京国際映画祭レッドカーペット・オープニングセレモニー>◇27日◇東京ミッドタウン日比谷、東京宝塚劇場
コンペティション部門に出品された「金髪」(坂下雄一郎監督、11月21日公開)に主演の三代目J Soul Brothers岩田剛典(36)は、劇中で演じた自分がおじさんであることを自覚していく中学校教師・市川について「ほぼほぼ、等身大の自分と言っても過言ではない」と評した。
「金髪」は、坂下雄一郎監督が脚本を執筆したオリジナル作品。日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長していく物語。
岩田はレッドカーペットを歩き終え「長い旅、こんなに取材を受けさせていただくと思わなかった。調子に乗ってきた」と笑みを浮かべた。作品と役どころについて聞かれると「皆さんね、役割についてお話しさせていただくと…脚本を拝読してから、そう思った。僕ら世代あるあるが書かれている」と評した。そして「ジェネレーションギャップをテーマにしています。いろいろな人に楽しんでいただけると思います」と呼びかけた。
生徒を演じた白鳥玉季(15)は「楽しかった。こんなに歩かせていただく機会はない。大きな経験になりました。人の目が、くぎのように刺さっていく感覚。怖かった。それだけ知っていただける機会になれば良いな、と」と笑みを浮かべた。
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