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Peopleによると、自伝『We Did OK, Kid(原題)』の発売を控えるアンソニーが、現地時間10月25日に配信されたNew York Timesのポッドキャスト番組The Interviewに出演。「ここカリフォルニアで、酒に酔って意識がもうろうとした状態で、どこへ行くともなく、車を運転していた。その時、人を殺してしまうかもしれないと気が付いた。もしくは自分が死ぬかもしれないとも思ったが、それはどうでも良かった」と振り返ったそうだ。
「正気に戻った私は、ビバリーヒルズで開かれたパーティーで当時のエージェントに助けて欲しいと言った」とアンソニーは続ける。「時計を見たから覚えているけれど、あれはちょうど11時だった。そして、ここが不気味なところだが、自分の中から深くて力強い声のような、考えのようなものが聞こえてきて、『これで終わりだ。これで人生を始めることが出来る。全てに意味があった。その一瞬たりとも忘れるな』と囁いたのです」。その声は「雄弁で男性的、聞き取りやすく、まるでラジオの音声のようだった」といい、酒に対する欲望を完全に消し去ったという。
いじめを受け、孤独な子ども時代を送ったというアンソニーは、「自分の中にある負の感情を消し去るために」酒を飲んだと振り返り、「酔うと一瞬にして別世界にいるような気分になれるから最高なんだよ。ピーター・オトゥールやリチャード・バートンら当時の俳優たちは、飲みながら『これが人生だ。俺たちは反逆者でアウトサイダーだ、祝福しよう』と言っていたのを覚えている。でも心の底では、『それはお前を殺すことにもなるぞ』と思っていた。一緒に仕事をした彼らは皆、もういないんだ」と語ったそうだ。
なおアンソニーは昨年12月29日、断酒49年を祝ってインスタグラムにてメッセージ栄像を公開。「酒と止めてから今日で49年。それまで楽しい日々を過ごしてきたけれど、大きなトラブルを抱えていることに気が付いた。記憶もないまま、頭が真っ白になった状態で車を運転していたんだ」「そしてあの運命の日、助けが必要だと気が付き、それを求めた。私と同じアルコール依存の人のグループに電話をかけた。それ以来シラフですが、もっと楽しい49年を送っています」と語っていた。
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