
1990年代後半に流行った「たまごっち」。2025年に発売された最新版の予約数は前作(2023年発売)の4倍と大ヒット!
平成に流行ったものが再びのブームとなるこの現象を「平成女児売れ」というそうです。
■たまごっちに予約殺到 「平成女児売れ」とは
出水麻衣キャスター:
実は、平成に流行ったおもちゃなどが、リバイバルヒットを遂げています。
2025年に発売されたたまごっち「Tamagotchi Paradise」は、2023年に発売された前作の4倍の予約数となっています。ほかにも「セボンスター」という女の子が大好きな、おまけ付きのお菓子も売り上げが前年と比べて200%だということです。
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最新のたまごっちは、昔のものと比べて大きいように感じます。
木下ゆーきさん:
私もたまごっちを持っていましたが、大きくなっているし、ダイヤルもついていますね。
出水麻衣キャスター:
最新のたまごっちには、5万種類ほどのキャラクターがあるということです。
今、平成に流行ったものが売れている現象のことを「平成女児売れ」といいます。
日経トレンディの2025年ヒット商品の中にも、「平成女児売れ」がランクインしています。
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【2025年ヒット商品ベスト30】日経トレンディ
(1)大阪・関西万博withミャクミャク
(2)国宝
(3)Nintendo Switch 2
(4)平成女児売れ
(5)せいろブーム
日経トレンディによると、「平成女児」は、1990年代後半〜2000年代前半に小中学生だった女性を指すということです。
平成レトロ研究家・山下メロ氏によると、▼「平成女児」が大人になり経済的に余裕ができ、当時買えなかった憧れの商品を大人買いすることや、▼平成女児の子ども世代の「Z世代」が、一度流行が廃れたこと知らず、先入観なく可愛ければ買うため、平成に流行ったものが売れているのではないかということです。
■画面はカラーでWi-Fi搭載…「たまごっち」の歴史
井上貴博キャスター:
1996年に発売された「たまごっち」を持っていましたが、一番人気の白は手に入らなかったです。買って満足して、育成では途中で死なせてしまっていましたね…。
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出水麻衣キャスター:
1996年の発売から「たまごっち」は進化していて、2004年に発売されたものは通信機能を搭載、2008年には画面がカラーになりました。
2023年にはWi-Fiが、2025年にはズームダイヤルを搭載しています。BANDAIによると、細胞レベルから宇宙規模まで段階を変えて遊べるということです。今は世界で累計出荷数が1億個を超えているそうです。
【たまごっちの進化】
1996年発売「たまごっち」 1980円
2004年発売 通信機能を搭載 1980円/2500円
2008年発売 画面がカラーに 4800円
2023年発売 Wi-Fiを搭載 7500円
2025年発売 ズームダイヤル搭載 5800円
高柳光希キャスター:
画面がカラーになったころ、私も持っていました。母が好きで、「子どもたちが欲しいと言っている」ということを口実に買っていました。
■“サイバー系”や森ガール 次に流行るのは?
出水麻衣キャスター:
今は「平成女児」のおもちゃが流行っていますが、これからは「ファッション」がきそうです。街中ではルーズソックスを履いている人も見かけますが、ルーズソックスの次に流行るのは何なのでしょうか。
平成レトロ研究家・山下メロ氏によると、2026年にはさらに進化が進み、T.M.RevolutionさんやIcemanさんのようなサイバー系や、▼ふんわりとしたシルエットで、優しい素材・色合いの森ガールが流行るのではないかということです。
【今後流行るのは?】
・1990年代後半に流行:サイバー系ファッション
・2000年代に流行:森ガール
平成レトロ研究家・山下氏は「あくまで予想だが、平成中期に流行ったファッションが流行るのでは」としています。
トレンドがまわってくるというのは面白い現象ですよね。
木下ゆーきさん:
面白いですね、ファッションもグッズもということで、来年あたりには「ファービー人形」がまた流行るんでしょうか。
井上貴博キャスター:
親子が同じ熱量でハマることができるって、いいですよね。
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<プロフィール>
木下ゆーきさん
タレント・子育てインフルエンサー 3児の父
子育てモノマネ動画が人気 絵本「はぶらしロケット」出版

