
激動の1年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。「エッホエッホ」「オールドメディア」「国宝」「ミャクミャク」「物価高」「クマ被害」などのほか、女性初の高市早苗首相の言葉「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」などが選ばれた。
「新語・流行語大賞」は1984年(昭59)に創設され、時代を反映する言葉を振り返る年末の恒例行事。今年のトップ10は、12月1日に発表される。
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「ほいたらね」NHK連続テレビ小説「あんぱん」の舞台となった高知県の土佐弁で、またねの意味。朝の15分の物語のラスト、ナレーションで聞けることもあれば劇中のセリフとしても登場した。やさしい気持ちになる言いまわしで、思わず使いたくなる。ほかにも「たっすいが」「たまるか」など数々の言葉も印象的でドラマの世界を広げた。
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事務局では、今年の傾向について「前半は新語・流行語が少なかったと言えるが、トランプ大統領の再登場で関税関連、その後、米、物価高、異常気象、首相首班指名等で数多くの言葉葉が生まれた。それらの言葉は来年にもつながるものだろう(例えば、クマ被害、気象、高市首相関連等)。また、ピンポイントで盛り上がった言葉(ミャクミャク、国宝、古古古米等)に勢いがあった」とした上で「本年度はスポーツ関連の言葉が少ない珍しい年でもある。分断が叫ばれる昨今、政治のエンタメ化も進み、ネットとオールドメディアの岐路ともいえる年ではないだろうか」と分析している。
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