
演歌歌手の岩佐美咲(30)と女優の宮里莉羅(23)が舞台「新撰組日記 壬生のほたる」(11月20日〜23日、東京・三越劇場)に出演する。このほど取材に応じ、見どころや自身の活動について語った。
2人はともにAKB48のOG。長州藩の武家の娘、きく役の岩佐は、物語の進行と共に土方歳三との関係性でストーリーを揺れ動かすキーマン的な存在。「最初は土方への復讐(ふくしゅう)心を持っているんですけど、その人柄を知ったりしているうちに身近に感じて心境にも変化していくという、すごく切ない役どころだと思います」と話した。新撰組作品は多くあるが、今作は「女性にもスポットを当てているので、なかなか新鮮に楽しんでもらえるんじゃないかなと思っています」と呼びかけた。
初の時代劇出演という宮里は沖田総司を兄のように慕う13歳のおみつ役。「こんなに素晴らしい劇場でできることがうれしいです」と喜んだ。AKB48時代の大先輩、岩佐とは現役時代はあまり絡みがなかったといい今回の共演で仲を深めた。「AKBの全盛期を走っていた方なのでお話できて良かったです」と笑顔で話した。
今回の舞台には2人のほか、NMB48のOGである
梅山恋和(22)と内木志(28)も出演している。偶然にも元48グループメンバー4人が集結する作品となり、岩佐は「そうは言ってもみんな初めてこの舞台で話した感じで…。フランクに話してくれてよかったです」と笑顔。21日の公演後には駿河ヤマトと共に歌謡ショーも行う予定で、宮里のゲスト出演も急きょ決定した。
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岩佐は16年5月の卒業以降、AKB48グループ初の演歌歌手として活躍しており「今でも秋元康先生がシングルのプロデュースや作詞をしてくださっています。そういうメンバーはなかなかいないと思うので、そこに誇りを持って、書いていただいた歌詞をもっとたくさんの方に聞いていただけるように頑張っていきたいです!」と意気込んだ。
秋元氏からたまに連絡もくるといい「急にLINEがきたりして『歌がうまくなったな』とメッセージとスタンプを送ってくれます。優しいです」と感謝した。
宮里は俳優業のほか、イベントMCなどでも活躍中。「より幅広い分野で活動していきたいですし、これからもっといろんなお仕事に挑戦していきます。よろしくお願い致します!」と意気込んだ。
【松尾幸之介】
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