画像提供:マイナビニュース● 今回のテーマは、「若作りしすぎて痛々しいおじさんの特徴」です。
以前のことですが、コラムニストで脚本家の妹尾ユウカ氏が「おじさんのパーカーありかなしか論争」を引き起こし、話題になりましたね。
「おじさんのパーカーありかなしか論争」に多くの中年男性の関心が寄せられていたことから、おじさんたちが意外と「自身が世間からどう見られているか」について気にしていることがわかりました。
パーカーがありかなしかについては意見が分かれるところですが、明らかに女性ウケが悪い「若作りおじさん」というのは実際に存在します。では、さっそく解説します。
その1「エモい」「草」「それな」など若者言葉を連発する
おじさんが「エモい」「草」「それな」など、若者の言葉を真似ているのは正直なところ痛々しいです。大人なら大人らしくきちんとした言葉を使えた方が素敵です。
ちなみに筆者(36歳)は「エモい」の意味がいまだに分かりません。
その2 キャバ嬢の影響を受けた食生活
キャバクラ界隈の「痩せ信仰」に感化され、キャバ嬢みたいな食生活(例:離乳食と干し芋だけで飢えをしのぐ、など)をしているおじさんは痛いというより、心配になります。キャバ嬢は若いからあの食事量でなんとか耐えられるのです。
おじさんがそれを真似るとメンタルやフィジカルに致命的なダメージを負いかねません。
その3 髪型が令和の大学生
センター分けマッシュ、ウルフカットなど令和の大学生みたいなヘアスタイルのおじさんは痛々しいです。
やりたい髪型に毛量が追いついていません。
その4 土台作りを怠ったメイク
最近では男性がメイクをしていることも珍しくありません。美意識が高いことはよいことです。
ところが、ファンデーションでデコボコ肌を塗装し、より毛穴が目立ってしまっているおじさんがあまりにも多いです。厚塗りすりゃいいってもんじゃないんです。
ファンデーションの前に、必ず「下地」を使ってください。詳しいことは化粧品売り場のビューティーアドバイザーさんに聞くか、メイクアップアーティストが配信している動画を視聴するなどして研究してください。
その5 カラコン
カラコンをするなら、そのボサボサの眉毛や開きっぱなしの毛穴、カサカサのリップもどうにかしないとバランスが悪いです。
形から入るなら、きちんと形を整えましょうよ。
――話題になったアイテムを必死で追いかける姿にドン引き● その6 10代・20代の女の子の間で流行っているアイテムを身に着ける
少し前に流行った「ラブブ」など、10代、20代の女の子の間でトレンドになっているアイテムを身に着けているおじさんも痛々しいです。
彼女たちはおじさんとおそろいのアイテムなんか身に着けたくないはずです。
その7 インスタのストーリーに大学生みたいな飲み会写真をあげすぎる
薄着の女子たちと男女交互、もしくは向かい合って着席し、肩を組むなどしている写真をインスタのストーリーにあげているおじさんも痛々しいです。
そういうのは大学生のうちにやりきっておきましょう。
その8 恋愛相談の内容が中学生レベル
「若作り」とはちょっと違うのですが、
「最近好きな女の子ができたんだけど」
「出会いはマッチングアプリで」
「LINEの返信が遅いのはなんでかな?」
「もしかして彼氏がいるのかな」
など、中学生男子みたいな恋愛相談をしてくるおじさんがいます。驚くことに結婚もしていて、お子さんもいらっしゃる男性が、です。
痛々しいというよりも心配になります。
その9 キャバ嬢みたいな自撮りをしすぎる
ジムで汗まみれになっているご自身や、愛犬と一緒に昼寝をしているご自身、ミッキーのカチューシャをつけてシンデレラ城の前でポーズをとっているご自身、原宿でスムージーを購入したご自身などまるで「キャバ嬢」みたいな自撮りをしすぎるおじさんも。
キャバ嬢と違って、写真が「無加工」である点には潔さを感じます。
その10 「お誘い」の内容が大学生すぎる
「今週末合コンするんだけど女の子呼べる?」
「麻布で飲んでるんだけど近くにいたりする?」
「今何してる?」
「おーい(笑)」
など、まるで大学生みたいなノリで生きているおじさんも少なくありません。
こちらも痛々しいというより心配になります。
おばさんが同じことをしても「痛い」ことは認める
今回は、「若作りしすぎて痛々しいおじさんの特徴」について解説しました。
テーマが「若作りしすぎて痛々しいおじさんの特徴」でしたので、今回は「おじさん」についてのみ言及しましたが、同じことをおばさんがやったとしても痛いです。これを認めなければフェアではありません。
「六本木で飲んでるんだけど来ない? 今回はめっちゃハイスペックな男集めたから」と、まるで20代前半の女の子みたいなことをやっている40手前の女が東京にはあまりにも多すぎます。
それを良いとも悪いとも思わないのですが、とにかく「痛々しい」のは確かです。それだけは言えます。南無。
みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら(みずえちゃん)