竹内涼真主演ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』、昆夏美、セントチヒロ・チッチ、糸川耀士郎、木原瑠生ら全キャスト発表

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2025年11月20日 19:10  クランクイン!

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ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』主演・竹内涼真
 竹内涼真が主演を務めるミュージカル『奇跡を呼ぶ男』より、セントチヒロ・チッチ、昆夏美ら、全キャスト、公演詳細、チケット情報が発表された。

【写真】セントチヒロ・チッチがミュージカル初出演! 『奇跡を呼ぶ男』全キャスト

 本作は、1992年スティーヴ・マーティン主演の映画「奇跡を呼ぶ男」をもとに、2010年にミュージカル化され、ラウル・エスパルザ主演でブロードウェイに進出した。音楽にはアラン・メンケン(『アラジン』『リトル・マーメイド』)、作詞にはグレン・スレーター(『塔の上のラプンツェル』『スクール・オブ・ロック』)など、ブロードウェイのトップクリエイターたちが参加。ゴスペル調のソウルフルな音楽が、物語を鮮やかに彩るミュージカルだ。

 伝道師ジョナス・ナイチンゲール。彼が伝道集会のショーで見せる「奇跡」に人々は熱狂し、涙し、心を動かされていく―。しかし、それは真っ赤な嘘。彼の本当の姿は、伝道師のふりをして妹や仲間たちとともに「奇跡」を演出し、人々から献金を集めながら各地を放浪する詐欺師だ。

 ある日、旅の途中でバスが故障し、立ち寄ったカンザスの田舎町スウィートウォーターで思いがけない運命と出会う。女性保安官、そして足の不自由な少年との出会いをきっかけに、ジョナスの中で何かが変わり始める。ウソを重ねてきた男は、果たして“本当の奇跡”を起こすことができるのか―。

 今回の日本版演出は、グローブ座での演出なども手がけ、近年ロンドン・ウエストエンドで高い評価を得ている、イギリスの新進気鋭演出家ジェニファー・タン。ELLE UKの2020年ホットリスト(ファッション、美容、政治、文化の世界の革新者を称えるリスト)にも選出されている。

 竹内は、初舞台となったミュージカル『17 AGAIN』で、中年と青年の演じ分けをユーモラスに表現し伸びやかな歌唱とキレのあるダンスでも観客を沸かせた。そんな彼が、5年ぶりのミュージカルで珠玉の楽曲を歌い上げる。詐欺師という新たな役どころへの挑戦、そして心を揺さぶるヒューマンドラマに期待が高まる。

 竹内演じるジョナスの妹サム役には、昆夏美と、BiSH解散後俳優として活動の幅を広げ今回がミュージカル初出演となるセントチヒロ・チッチ。ジョナスと対立するアイザイア役には糸川耀士郎と、『魔進戦隊キラメイジャー』で注目を集め舞台や歌手活動でも躍進を続ける木原瑠生。車椅子の少年ジェイク役には、川口調と小林佑玖。いずれもダブルキャストとなる。

 アイザイアの姉オルネラ役には、映画『ライオン・キング:ムファサ』超実写プレミアム吹替版ではサラビ役も務めたMARIA‐E。ジョナス率いるエンジェルスのリードボーカル、アイダ・メイ役には、マルシア。ジョナスを警戒しつつも心を通わせていく保安官のマーラ役は、『ゴースト&レディ』でも主演を務め、劇団四季退団後初のミュージカル出演となる真瀬はるか。

 なお、東京公演の最速抽選先行は、ホリプロステージ チケット販売にて12月1日正午〜7日23時59分まで。一般発売は2026年1月21日11時より。また、ペンライト付チケットも販売される。

 東京公演期間中にアフタートークイベントも実施。2026年4月7日13時の回には、竹内涼真、セントチヒロ・チッチ、糸川耀士郎、同年4月14日13時の回には昆夏美、木原瑠生、真瀬はるかが登壇する。

 また、同年4月12日12時30分の回はホリプロステージ会員貸切公演に。来場者全員プレゼントとして公式ペンライト、ステッカーが配布され、本編終了後にスペシャルカーテンコールを実施予定だ。

 ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』は、東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2026年4月4〜24日上演。大阪・フェニーチェ堺 大ホールにて同年5月1〜3日、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて同年5月8〜10日、愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)にて同年5月15〜17日上演。

 追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■サム・ナイチンゲール役:昆夏美(ダブルキャスト)

私は世界中に誕生している素晴らしいミュージカル作品に出会うことに心からの喜びを感じるので、今回日本初演の『奇跡を呼ぶ男』に出演させていただける事を大変嬉しく思っております。カンパニーの皆様と共にこの作品を日本のお客様にお届けできる事が今から楽しみです。

■サム・ナイチンゲール役:セントチヒロ・チッチ(ダブルキャスト)

 私自身初めてのミュージカルに心躍っています。サムという役との出会いを運命のように感じ、全てに挑戦!の心で向き合っていきたいと感じました。彼女は詐欺や信仰が駆け巡る物語の中で、1番人間らしい弱さを持つキャラクターなのかもしれません。兄のジョナスへの愛情や人への向き合い方、彼女らしい愛の温度が私なりに伝えられたらと思っています。

素晴らしいキャストの皆さまと一緒に『奇跡を呼ぶ男』を届けられることを噛み締めながら、ソウルフルでパワフルな音楽や言葉のエネルギー、ステージの熱を体感していただけるよう精一杯サムを生きていきたいです。宜しくお願いします。

■アイザイア・スターデヴァント役:糸川耀士郎(ダブルキャスト)

この錚々たるキャストの皆様・スタッフの皆様の中で作品作りをする稽古場が今から楽しみですし、自分も俳優として、この期間に大きく成長出来るよう、全力でぶつかりたいと思います。皆様と劇場で、“奇跡”を一緒に目の当たりにできる日を楽しみにしております。よろしくお願いします。

■アイザイア・スターデヴァント役:木原瑠生(ダブルキャスト)

素敵なキャストの皆様と頼もしいスタッフの皆様、ご一緒できるのが本当に誇らしいです。個人的にはヒーローの大先輩である竹内涼真さんとこの舞台に立てることにワクワクしています。

ジョナスの奇跡に違和感を覚える青年アイザイアとして「信じること」について考えながら最高にかっこいい楽曲と演劇を楽しみながら、誠心誠意取り組ませていただきます。劇場でお待ちしております。

■オルネラ・スターデヴァント役:MARIA‐E

今回、この作品に巡り会えたことにとても運命を感じています。“歌うこと”は私にとって祈りのようなもの…歌には人の心を動かす大きな力があると信じています。お客様にもそのパワーを、劇場で!生で!是非とも感じていただきたいです。私達の心の底からのグルーヴを体感すれば、思わず体がノッてしまうこと間違いなし! 祈りが届くよう、想いを込めて精一杯歌い、演じます!!!

■アイダ・メイ・スターデヴァント役:マルシア

私が演じるのは、愛と信念を貫く女性・「アイダ・メイ」。彼女の魂の叫びと祈りを、全身で、全力で歌い届けたいと思います。

音楽の力、信じる心の強さ――そのすべてを込めて、この奇跡の舞台に生きます。

■マーラ・マッゴーワン役:真瀬はるか

このカンパニーのピースになれたことはとても光栄で、感謝の気持ちでいっぱいです。

思わず一緒に体を揺らして声を合わせたくなる楽曲の数々はとても華やかですが、一方その裏で動いていくドラマはハラハラさせられたり、実はとても繊細な感情の揺れと共にあったりします。

仲間と創り上げていく過程が今からとても楽しみですし、我々日本カンパニーでしか体現できない『奇跡を呼ぶ男』にたどり着ける様、誠心誠意頑張ります!!
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