
タレント東野幸治(58)が21日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1時)に出演。フリーアナウンサー山本浩之(63)との約束をすっかり忘れていたことを明かし、山本に謝罪した。
番組の冒頭、「また謝らせてください」と切り出した東野。山本は11月15日から25日まで大阪松竹座で上演中の舞台「じゃりン子チエ」に、お好み焼き屋のオッちゃん役で出演中。公演が始まって2日後の17日に、山本から東野にLINEメッセージが届いた。そこには「『じゃりン子チエ』上演にあたり、立派なお花を頂戴し、ありがとうございます」と記され、舞台の評判がよいことなどが記されていた。
東野が「なんで僕にこれを報告するのかな」と不思議に思っていたところ、メッセージの続きには「以前話しておられた楽屋のれんなんですけど、届くのを内心、心待ちに待っておりました」とつづられていた。
楽屋のれんは、劇場などで個人の楽屋の出入り口にかけるのれんで、身内やファンなどが名前などを入れて贈るのが一般的。東野は、「僕は正直、読んだ時は何のこと言うてんのかなって」と心当たりがなかった。
山本のメッセージによると、舞台の初日前日、山本の楽屋にだけのれんがないことから、松竹側から通常時に使用しているのれんを手配するか聞かれ、「もうちょっと待ってください。実は東野幸治さんから贈られてくるはずなんです」と断った。
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しかし当日になっても、のれんは届かず。「とりあえず、うちの使い回しののれんをかけておきましょうか」と気を使われたという。メッセージは「東野さん、悲しかったです」と結ばれていた。
東野は「読みながら、うっすら記憶をさかのぼっていたら、(山本と共演するカンテレの番組)『ちゃちゃ入れマンデー』の合間で『じゃりン子チエ』の舞台の話になって。僕がおせっかいにも『ヤマヒロさん、のれんとかちゃんとあるんですか?』って聞いたんですよ。『じゃあ、初日のれん贈らせてもらいます』って言ったそうなんです。全く覚えてなくて…」と、約束したことをすっかり忘れていた。
すでに公演が始まっている中でのれんを注文しても間に合わないことから、マネジャーに5000円を渡して「ちょっと差し入れを持っていって」と頼み、花を贈ることとなった。
リスナーからのメールでも、山本が自身のラジオ番組でこのエピソードを明かして悲しそうにしていたことや、同じく番組で共演するメッセンジャーの黒田有が、焼き印を入れた特製のどら焼きを大量に差し入れしたという話が寄せられた。
東野は「本当にヤマヒロさん、ヤマヒロさんの家族の皆さん、本当に申し訳ございません。来年、『じゃりン子チエ』再演が決まりましたら、大阪、もしくは東京だったら必ずのれんを差し上げます」と話しつつ、スケジュールの都合で観劇にも行けないことに言及。「どうかこの話を、ヤマヒロさんの毎日放送のラジオの方に決して送らないでください」とリスナーに呼びかけていた。
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