坂東玉三郎「味覚と文化つながっている」100周年の銀座の中華料理店へ「気軽に来られる店に」

歌舞伎俳優の坂東玉三郎（75）が26日、都内で銀座アスター100周年記念イベントに出席した。

銀座の老舗中華料理店。33年間通っているといい「歌舞伎座が近いですし、銀座かいわいでの仕事が多いので、仕事の前に来たり帰りに寄ったり打ち合わせをしに来たり、お弁当もいただいている。今はお昼がお店のお休みの時間になるので、お弁当をテイクアウトしています」と店への愛を語った。

さらに「会見の前にできたてのギョーザを食べてきた。ギョーザとシューマイのおいしさをあらためて知った」と熱弁し、「銀座のお店で入りにくいというのはあるけど、ギョーザだけ食べに来てもいいと思いますよ」と呼びかけた。

100年後への文化の継承への思いを問われると、「手軽なものを食べている人もいる。だけど、味覚と文化は実はつながっている。味覚が発達しないと物の良しあしが分からないことがある」と味覚の重要性を訴え、「先ほど社長にお話ししましたけど、気軽に来られるお店になった方がいいのかと思います」と語った。