小栗旬(C)フジテレビ/協力:ニナガワカンパニー【モデルプレス=2025/11/26】俳優の小栗旬が、11月26日放送の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜22時〜※この日は30分拡大)第9話にサプライズ登場。カリスマ演出家・蜷川幸雄氏を演じた。
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物語の舞台は渋谷・八分坂(はっぷんざか)。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、案内所、ジャズ喫茶、ラブホテル、ストリップ劇場らがところ狭しと軒を連ねる大人の繁華街である。もうひとつの語源は“happen(ハプン)”。ここは何かが起きる場所なのだ。
劇団演出家・久部三成(くべ・みつなり/菅田)はここ、八分坂にあるWS劇場を「東京で一番の劇場にする」と高らかに宣言し、八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走していく。今はクベ版「冬物語」を上演中だが、客足は伸びないどころかトラブルは後を絶たず、劇場閉鎖の足音は着実に近づいていた。26日放送の第9話では、追い打ちをかけるかのように劇団員のトニー(市原隼人)が警察に連行される事件が起き、久部は窮地に立たされる。
第9話、クベ版「冬物語」を食い入るように見つめる男がいた。男は上演後、巫女の樹里(浜辺美波)に近づき「ちょっと伺いたいことが」と話しかける。ほどなく、「あなたに会いたいっていう人がテンペスト(ジャズ喫茶)で待ってます」と樹里に告げられた久部が入店すると、そこで待っていたのはレジェンド演出家・蜷川幸雄氏だった。「今日の舞台。観させて頂きました」とにっこり笑顔を見せる蜷川氏。敬愛してやまない“蜷川先生”を前にした久部は、感動のあまり震えが止まらず…。
そんな蜷川氏を演じるのは小栗。告知無しのサプライズ出演となった。小栗は10代の頃から俳優として活躍し数多くの代表作をもつ。三谷幸喜氏脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年/NHK)では主演を務め空前のヒットを記録した。三谷作・演出の舞台「いのこりぐみ」(2026年1月30日より上演予定)への出演も控えており、その活躍はとどまるところを知らない。菅田とは月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」(2012年/フジテレビ系)、映画「銀魂」シリーズ(2017年他)、映画「キャラクター」(2021年)などで共演している。
1984年当時、若者中心に熱狂的なファンを持つカリスマ演出家だった蜷川氏は、1970年代より「ロミオとジュリエット」、「リア王」、「ハムレット」、「マクベス」といったシェイクスピア劇を上演し、圧倒的な人気を誇った。今回蜷川氏を演じた小栗は、20歳の時に蜷川氏演出の「ハムレット」(2003年)に起用されて以来蜷川作品に欠かせない存在となり、2人は深く強い師弟関係でつながった。このたび、時空を超えて夢のコラボレーションが実現。どんなシーンになっているのか、第10話は、12月10日に放送される。
◆菅田将暉主演「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」
脚本・三谷氏、主演・菅田、共演・二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺の水10ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷氏の青春時代の思い出を題材にした完全オリジナルストーリーである。(modelpress編集部)
◆小栗旬コメント
まさかこのような役をお受けする日が来るとは思っていませんでした。蜷川さんと過ごした日々を思い返しながら、私が出会った蜷川さんよりも若い頃の蜷川幸雄を想像し、自分の中にある蜷川さんの面影を追いかけるように演じさせていただきました。このような機会をいただけたことを本当に心から感謝しております。
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