Netflixシリーズ「おつかれさま」3月7日(金)より世界独占配信グローバルK-POP授賞式「2025 MAMA AWARDS」(以下、MAMA2025)が今年は11月28日(金)、29日(土)に香港にて開催される(※)。
K-POPの新時代をけん引するスーパールーキーから、世界で輝くグローバルアーティストに加え、プレゼンターとしてパク・ヒョンシクやイム・シワンなどKコンテンツを世界に発信してきた人気俳優も勢ぞろい。総勢25名が授賞式をいっそう華やかに彩り、さらにアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーらの参加も発表されている。
「MAMA2025」で一堂に会する、2025年を彩った俳優たちやK-POPグローバルグループに注目した。
パク・ボゴム:「おつかれさま」
まず、11月28日(金)、CHAPTER 1ホストを務めるのは人気俳優のパク・ボゴム。
2017年に初めて「MAMA AWARDS」のホストを務めて以来、2018年、2019年、そして2022年から2024年まで連続して出演しており、今年で通算7回目となる。
CHAPTER 1では、Mnet「WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER」出演の「BUMSUP」、人気K-POPグループ「BOYNEXTDOOR」「CORTIS」「TREASURE」らとともに「K-Hip」をテーマにステージも披露する予定という。
パク・ボゴムは、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」のキム・ウォンソク監督、「椿の花咲く頃」の脚本家イム・サンチュンが組んだ「おつかれさま」でIUとともに主演。1960年代の済州島から2025年のソウルまで、エスンとグァンシク、そしてその周囲の人々の人生の軌跡と絆が、四季の移ろいとともに丁寧に紡がれた。
一途で純朴、誠実なグァンシクが愛するエスンや子どもたちと貧しいながら幸せに暮らしていた中に降りかかる突然の悲劇。パク・ボゴム演じるグァンシクの慟哭は、2025年の忘れられない名シーンの1つだろう。
Netflixシリーズ「おつかれさま」はNetflixにて独占配信中。
ALPHA DRIVE ONE:「BOYS II PLANET」
Mnetのグローバルボーイズオーディション番組「BOYS II PLANET」(通称:ボイプラ2)から誕生したばかりの「ALPHA DRIVE ONE」(アルファドライブワン)は11月28日(金)のCHAPTER 1、世界に向けた初めてのステージで新曲を初披露する。
本番組は、2023年に世界最高レベルで盛り上がった視聴者参加型オーディション番組「BOYS PLANET」をはじめ、その前身「Girls Planet 999:少女祭典」や、「I-LAND」「I-LAND2」など数々の大型オーディション番組を制作してきたスタッフによる最新プロジェクト。
KとCの2つのプラネットからスタートし、第3話でKとCの練習生たちが合流。7月から10週間にわたる熾烈なミッションを勝ち抜き、イ・サンウォン、ジョウアンシン、ホー・シンロン、キム・ゴンウ、アルノ/ジャンジアハオ、イ・リオ、チョン・サンヒョン、キム・ジュンソの8名がデビューを掴んだ。
なお、「BOYS PLANET」から誕生した「ZEROBASEONE」も11月29日(土)Chapter 2に出演。そのオープニングは、初めて「MAMA」ホストを務める名優キム・ヘスと「Stray Kids」Felixによるメッセージパフォーマンスからスタートし、「ZEROBASEONE」のSUNG HAN BINと世界的ダンサーKYOKAによるEXCLUSIVE THEME STAGEが披露される予定。
「BOYS II PLANET」「BOYS PLANET」はABEMAにて独占配信中。
アン・ヒョソプ:『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』
6月の配信開始からNetflix史上最も視聴された作品となった『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。劇中曲「Golden」「Your Idol」「Soda Pop」などは米ビルボードチャートを席巻し、「Golden」はK-POP史上初、グラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀楽曲)ほか3部門にノミネート。アカデミー賞ノミネートにも期待が掛けられている。
スタジアムを満員にするほどの人気を誇るKPOPスーパースター「HUNTR/X(ハントリックス)」のルミ、ミラ、ゾーイのもう1つの仕事。それは、人間の魂を奪う“デーモン(悪霊)”から大切なファンを守ること。そんな彼女たちの前に、ボーイズグループ「Saja Boys(サジャ・ボーイズ)」に姿を変えたデーモンたちが現れるーー。
「サジャ・ボーイズ」のリーダー、ジヌの声を担当したのが「社内お見合い」「いつかの君に」などで知られる俳優アン・ヒョソプだ。
今回のプレゼンターにはルミ役の声優を務めたアーデン・チョも参加。また、実際のK-POPアイドルたちが「ハントリックス」と「サジャ・ボーイズ」に扮する特別なコラボステージも予定されている。
Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』はNetflixにて独占配信中。
ヘリ:「善意の競争」
学園ミステリードラマ「善意の競争」では、ヘリ(Girls’Day)と「未成年裁判」のチョン・スビン、「キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜」(1月12日スタート)で赤楚衛二と共演するカン・ヘウォン(元IZ*ONE)らが豪華共演。特に、ヘリはこれまでのはつらつとしたイメージを覆すような、ポーカーフェイスのダークな主人公を好演した。
殺伐とした受験戦争が繰り広げられる韓国上位1%の名門女子校に転校してきた児童養護施設出身の秀才ウ・スルギ(チョン・スビン)と、Jメディカルセンター院長の娘で誰もが羨む完璧な生活を送る天才のユ・ジェイ(ヘリ)。2人が出会ったことで、大学修学能力試験の出題委員を務めていたスルギの父の“謎の死”をめぐる扉が開く。
競争社会に蔓延る闇と歪みを背景に、校内で圧倒的な権力を持つジェイとの熾烈な闘い…だけではない緊張感に満ちた複雑な人間関係や、欲望のなれの果ては見逃せない。
「善意の競争」はABEMA、Netflix、U-NEXTほか配信中。
アン・ウンジン:「ダイナマイト・キス」
いま、沼落ち必至の“ダイナマイト級”ケミストリーとして話題を呼んでいるのが、11月12日より配信されたばかりの「ダイナマイト・キス」で共演する、「今、別れの途中です」「ヒーローではないけれど」のチャン・ギヨンとアン・ウンジン。
妹の結婚式の間、済州島に行くことになった仕事もお金もない、彼氏もいないコ・ダリムが、偶然出会ったコン・ジヒョクとキスしたことをきっかけにダイナマイトのような化学反応で恋に落ちていく。さらに、“子持ちの母親”を装い、ようやく就職できた会社の上司としてジヒョクと運命的に再会、その恋はより複雑になっていく。
「賢い医師生活」「良くも、悪くも、だって母親」「恋人〜あの日聞いた花の咲く音〜」と着実にキャリアアップしてきたアン・ウンジンの屈託のない明るさはハマり役。
初週からNetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)で第3位にランクイン。「社内お見合い」や「キム秘書はいったい、なぜ?」ファンも注目のロマンティックコメディだ。
「ダイナマイト・キス」は毎週水・木曜日にNetflixにて配信中。
「2025 MAMA AWARDS」は11月28日(金)・29日(土)にCS放送Mnet Japan、Mnet Smart+にてリアルタイム日本語字幕で放送予定。TELASAにて両日、日本独占生配信予定。
※追記:香港で発生中の大規模火災を受け、MAMA AWARDS事務局では「状況を注意深く検討し、最善の方向を整える」とし、従来より厳粛な雰囲気で進行することを発表。ステージ等が変更になる場合があります。
(上原礼子)