SUPER EIGHT初武道館「ここで歌うことに意味がある」TOKIO名曲含む全21曲熱唱

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2025年11月29日 04:00  日刊スポーツ

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日本武道館ライブを盛り上げるSUPER EIGHT。左から丸山隆平、横山裕、村上信五、大倉忠義、安田章大(撮影・中島郁夫)

SUPER EIGHTが28日、東京・日本武道館で「超八 in 日本武道館」千秋楽公演を行った。今年で活動21周年。同所のステージは初めて。グループの武器でもあるバンドパフォーマンスで「ズッコケ男道」など全21曲を披露し、バンドの聖地・武道館を沸かせた。


ぐるりと観客に囲まれた360度ステージへ、無邪気に駆け上がった。横山裕(44)の「20歳超えて21歳になりました!俺らの青春はこっからやぞー!」のシャウトに、1万4000人のエイター(ファンの呼称)の歓声がぶつかった。村上信五(43)の「360度、皆さんに楽しんでいただける空間づくりを」という言葉通り、楽曲「ローリング・コースター」では五角形のステージを回転させながらパフォーマンス。隅々まで縦横無尽。誰ひとり取りこぼさず、5人を核に熱狂の渦ができあがった。


リスペクトも込めた。安田章大(41)が「ここで歌うことに意味があるんちゃうかと。日本武道館といったらこの歌」と前振りし、今年6月に解散したTOKIOの名曲「LOVE YOU ONLY」を熱唱。大先輩も立った武道館のステージで、大きな背中を追った。


3公演で4万2000人を動員。丸山隆平(42)は「EIGHTの心のつながりを感じられる年になったと思います」、大倉忠義(40)は「良い意味でいろんな化学反応が起こったんじゃないかな」と誇りを持ってやり切った。


心躍る音楽と、ユーモアあふれるかけあい。最後まで熱冷めやらず、ダブルアンコールまで展開された。安田は「こうやって明るく楽しくSUPER EIGHTで元気をもらってくれたら」と投げかけ、村上は「皆さんの人生に恥のないグループでいられるように」と約束。熱く、楽しく、愉快に。新たなエイトの歴史を刻んでいく。【望月千草】

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