昨年デビュー20周年という大きな節目を迎えたSUPER EIGHTは、夏の「超アリーナツアー2024 SUPER EIGHT」、冬の「SUPER EIGHT 超 DOME TOUR 二十祭」を経て、2025年1月に華やかにメモリアルイヤーを締めくくった。その勢いのまま、グループ史上初となる日本武道館公演に挑戦。
“バンドの聖地”とも称される日本武道館を舞台に、SUPER EIGHTの強みであるバンドパフォーマンスを存分に披露する本公演。11月26日〜28日の3日間で計3公演が行われ、総動員数は4万2000人に達した。最終日の28日には、FAMILY CLUB onlineでの生配信も実施され、多くのファンがその歴史的瞬間を見守った。
キャッチーな振付が印象的な代表曲「ズッコケ男道」も、今回はバンドバージョンで迫力満点に披露。「ワッハッハー」と「I to U」ではアコースティックアレンジを取り入れ、会場をしっとりと温かな空気で包み込む。人気曲「ローリング・コースター」では、外側に設置されたリフターが360度回転する仕掛けも登場し、まさに曲名通りの“ローリング”演出で、会場のボルテージは一気に高まった。
続く「Street Blues」では、5人が椅子に腰掛け、紫のライトに照らされながら艶やかに恋心を歌い上げ、会場をしっとりと甘いムードに包む。さらにコンサート中盤には、“武道館といえば”のナンバー、TOKIOの「LOVE YOU ONLY」を披露。本公演で唯一のカバー曲として、オリジナルへのリスペクトを胸に、会場と一体となって爽やかに歌い上げた。