“ウイングレス”プジョー9X8がプライベーターのもとへ。アジアン・ル・マン参戦準備進む
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2025年12月01日 11:40 AUTOSPORT web

ルサイル・インターナショナル・サーキットを走るプジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ) ウイングレス仕様車のWECラストレースとなった2024開幕戦カタール BBMスポーツは、約1年後に開幕する2026-2027シーズンのAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズに『プジョー9X8』で参戦するにあたり、リヤウイングレス仕様のル・マン・ハイパーカー(LMH)規定車を2台、フランスメーカーから受領した。
ボブ・ベリッジ率いるチームがソーシャルメディアに投稿した動画には、2023年と2024年に使用されたカラーリングのままの2台のプジョー9X8が、チームのイギリスの拠点へ輸送するためトランスポーターに積み込まれる様子が映っている。
Sportscar365が以前報じたように、BBMスポーツは、プライベーター・ハイパーカークラス(仮称)が導入される予定である来年のアジアン・ル・マンで、最大2台のマシンを走らせようとしている。同チームでは、ギリシャ人のブロンズドライバー、クリトン・レンドゥディスが最初のドライバーに内定済みだ。
BBMは、プジョーが現在WEC世界耐久選手権で行っているファクトリー・ハイパーカー・プログラムに関与しているだけでなく、このフランスのメーカーの旧型マシンをヒストリックカー・レースに投入するなどプジョーと密接な関係を築いている。
ベリッジによると、チームがALMSで行うハイパーカー・プロジェクトは、既存のスポーツカー・レースチームからの運営支援と、プジョー・スポールからの技術支援を受ける予定であるという。
[オートスポーツweb 2025年12月01日]
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