秋の気温、史上３番目に高い＝沖縄は過去最高―気象庁

　気象庁は１日、秋（９〜１１月）の天候まとめを発表した。全国の平均気温は平年を１．３７度上回り、１８９８年の統計開始以来、３番目に高かった。前半に偏西風が北寄りに流れ、暖かい空気に覆われたため。地域別では沖縄県が平年を１．５度上回り、１９４６年の統計開始以来の最高記録を更新した。

　北日本（北海道と東北）の平均気温は平年を０．８度、東日本は１．３度、西日本は１．８度、鹿児島県・奄美地方は１．５度、それぞれ上回った。

　降水量は北日本が平年比１０９％、沖縄・奄美地方が１０７％と多めだった一方、東日本は７９％、西日本は８７％と少なかった。

　日照時間は北日本が平年比１０８％、東日本が１０２％、西日本が１０５％。沖縄・奄美地方は１２１％と長かった。