光宗薫 1年半の“引きこもり”時代を告白「“現実逃避したい”という思いで絵を描くように…」

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2025年12月01日 21:10  TOKYO FM +

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光宗薫 1年半の“引きこもり”時代を告白「“現実逃避したい”という思いで絵を描くように…」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜〜木曜13:00〜14:55)。11月20日(木)の放送は、俳優・アーティストの光宗薫さんが登場! 2025年12月20日(土)から「作品集出版記念 光宗薫個展『せみにんげん』」を開催するなど、画家としても活躍する光宗さんが、絵を描き始めたきっかけとは?


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、光宗薫さん


◆絵は独学!描き始めたきっかけは?

れなち:光宗さんは「プレバト!!」(MBS/TBS系)で、水彩画や消しゴムはんこ、スプレーアート、色鉛筆など(さまざまな画材で)作品を1から作成されていて、「何でもできる方だな」と思って見させていただいていますが、絵自体は独学ですか?

光宗:私はアーティストとしても活動しているんですけど、すべて独学です。

れなち:すごいなぁ。今まで扱ってきた画材のなかで「難しかったな」とか、逆に「これはハマったな」っていうものはありました?

光宗:私が最初に絵を描き始めたときに使ったのがボールペンなんです。多分そのボールペン画をやっていた時期が一番長くて、3〜4年くらいはやっていました。

れなち:なぜボールペンで描こうと思ったのですか?

光宗:もともと絵を描くこと自体はすごく好きだったんですけど、19〜20歳くらいの頃に1年半くらい完全に引きこもっていた時期があって。そこから絵を毎日描くようになりました。

れなち:その頃は、芸能の仕事とかはやられていました?

光宗:お休みしていました。“現実逃避したい”という思いで絵を描くことに至ったんですけど、なにせ家から出ないので、家にあるもののなかで一番時間のかかる描き方は何かを考えて、いきついたのがボールペン画だったんです。

れなち:そこに(ボールペンが)あったから。

光宗:それもありますし、引きこもっているから、絵を描き終わることに何の意味もなかったんですよ。終わってもまた新しい絵を描くだけなので、長くずっと描けるほうが自分としてはありがたかった。なので、最初はボールペン画で、とにかく細かい絵を描くようになりました。

れなち:2013年から個展を定期的に開催されていますが、最初は、自分のアートを人に見せたり、展示するような予定はまったくなかったっていうことですか?

光宗:そうですね。引きこもっている時期は、まったく人に見せるつもりもなく描いていたんですけど、それがどんどん溜まっていくなかで……ある種、絵って自分の本音をぶつけるようなものなので。

れなち:そうなんですね。

光宗:「これを人に見せたら、どうなってしまうんだろう?」みたいな、ちょっと怖い気持ちが半分と、私は人と関わるのがあまり得意ではなくて、本音で関わることをあまりしてこなかったんですけど「絵を通してだったらできるのでは?」と思って。

れなち:なるほど。

光宗:それで、2013年に初めて個展を開催したら、自分のなかで楽しかったというか「あ、別にやってもいいんだ」と思えて。そこから定期的にやらせていただいています。

――番組では、ほかにも2026年1月15日(木)に発売される「光宗薫作品集 せみにんげん」について語る場面もありました。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
番組公式X:@darehanaTFM

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