1日と2日の大阪は12月として89年ぶりの暖かさ 明日3日は一転、真冬の寒さに

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2025年12月02日 16:00  日本気象協会

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日本気象協会

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大阪市では、昨日(12月1日)と今日(2日)の最高気温がともに20℃以上となり、12月に2日以上連続で20℃以上となるのは89年ぶりの記録となりました。ただ、明日3日は上空に強い寒気が流れ込むため、午後は急激に寒くなるでしょう。季節風も強まり、真冬のような体感となりそうです。帰宅が夕方以降になる方は、冬用のダウンやマフラーなど、万全な防寒対策をしてください。

12月1日2日は異例の暖かさ 89年ぶりに2日連続20℃以上

大阪市では、昨日(12月1日)は20.7℃、今日(2日)は20.0℃まで気温が上がり、2日連続で最高気温が20℃以上となりました。
大阪市で12月に2日以上連続で最高気温が20℃以上となるのは、1936年以来、89年ぶりの記録です。

そのほかの近畿各地でも、12月1日と2日は20℃前後まで気温が上がった所が多く、10月下旬から11月上旬並みの暖かさとなりました。

明日3日の午後は急激に寒く 帰宅が夕方以降の方は万全な防寒対策を

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明日3日の朝の気温は、今朝(2日)と大きく変わらない所が多く、強い冷え込みはありません。
ただ、その後は夜にかけて、近畿地方の上空約1500m付近に、平地でも雪を降らせるほどの強い寒気が流れ込みます。気温は朝からあまり上がらず、お昼を過ぎると急速に下がっていく見込みです。さらに季節風も強まり、夜は真冬のような体感となりそうです。

明日3日は、家を出る際にそれほど寒さを感じなくても、帰宅が夕方以降になる方は冬用のダウンやマフラーなど、万全な防寒対策をしてください。服装選びには十分お気をつけください。

5日(金)まで空気冷たい 6日(土)からは広く日差し暖か

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寒さの底は4日(木)となるでしょう。朝の最低気温は、大阪市で3℃、そのほか1℃〜2℃の所が多く、市街地でも霜が降りたり、氷が張ったりするほどの冷え込みになる見込みです。日中の最高気温は10℃に届かず、年末年始並みとなるでしょう。
5日(金)までは、近畿の北部を中心に空気は冷たいままとなる見込みです。
6日(土)以降は、上空の寒気が次第に抜けて、広い範囲で日差しが暖かく感じられるでしょう。

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