米メタの社名ロゴ(奥)と、同社のSNSフェイスブックのロゴ(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米ブルームバーグ通信は4日、米メタ(旧フェイスブック)が、インターネット上の仮想空間で交流などを行う「メタバース」事業関連の来年の予算を最大30%削減することを検討していると報じた。最終決定はしていないものの、早ければ来年1月にも人員削減が行われる可能性があるという。
同社は2021年に社名をフェイスブックから現行のメタに変更。メタバースをSNSに続く事業の柱に育てることを目標に、多額の投資を行ってきた。しかし、収益には貢献しておらず、4日の米株式市場では予算削減報道が好感され、メタの株価は上昇した。