
俳優平岡祐太(41)が5日、東京・港区の赤坂サカス広場で「『ハリー・ポッターツリー』〜Chosen by the Goblet〜」の点灯式に登場した。平岡はロングランの舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(TBS赤坂ACTシアター)に、父親になった37歳のハリー・ポッター役で出演中。「映画から19年後の世界が舞台。スペクタクルで感動的な話になっていますね」とアピールした。
今年の巨大ツリーは映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で描かれる3大魔法学校対抗試合の、3つの課題にインスパイアされている。ドラゴンから金の卵を奪う第1の課題、湖にとらわれた人を助ける第2の課題、巨大迷路から優勝杯へたどり着く第3の課題を想起させ、ゴブレットが名を告げる瞬間をツリー全体で可視化。選ばれる高揚感と挑戦を演出したツリーになった。
平岡は「すごくこだわりがあるんですね。下に迷路の演出があったり、すごいなと思いますね」と、点灯したツリーをまじまじと見つめた。「炎のゴブレットから影響を受けている舞台でもあるので、すごく関連性があると思います」と話した。
また対抗試合にちなみ、誰にも負けないことをテーマにトーク。平岡は「炊飯器のお米をしゃもじで100グラムとるのは勝てると思います。息子のお米を冷凍するために、毎回100グラム量ってのせてるんですよ。かなり精度が高くなってきてるんで。一発で100グラムいくような」と意外な特技を明かした。ハーマイオニー役の松井玲奈(34)とロン役の関町知弘(42)に「勝てますか? 」と自慢げに問いかけたが、関町に「やったことない。よそったことないですよ、100グラム」と一蹴され“不戦勝”となった。
今年の漢字1文字には「脈」と書いた。「ミャクミャクさんが好きなのと、ミ脈々と受け継がれてきたハリー・ポッターに出演できたので」と感慨深げ。25日も公演があり「クリスマスにみんなと、ハリー・ポッターと過ごせるなんて最高ですね」と話した。
|
|
|
|
ツリーは26年2月中旬まで毎日、点灯する。12月は劇場ロビーがクリスマス仕様に装飾され、1階のカフェで期間限定ドーナツが販売される。
22年7月に開幕した同作はこれまでに公演回数1300回を達成、総観客数は130万人を突破。26年12月27日をもって千秋楽を迎え、4年半のロングランに幕を下ろすことが決まっている。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。