
一昨年7月から病気で療養し、昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚(28)が5日、インスタグラムを更新。自身がつづったエッセーをめぐる反響について言及した。
渡邊は2日、ストーリーズを更新し「世界から『日本は男性の性欲に甘い国と言われている』 渡邊渚さんが『日本で多発する性的搾取』について思うこと」と題したNEWSポストセブンで連載中のエッセーを告知。「結構攻めた、というか。思ったことを素直に書いてみました」「私にできることは、間違ってることに 間違っていると声を上げ続けることなのかな」とつづっていた。
その反響をめぐっての自身を思いを長文でつづった。ストーリーズを更新し、黒背景に白字で「性犯罪についてのエッセイ、文章をすべて読めば大半の方はわかると思いますし、海外の文献にも記載されていることなのでちゃんとした倫理観をお持ちの方は理解できるかと思いますが…『スウェーデンなど北欧の方が性犯罪の数が多い』のは、数字的にはそうですが、それは性犯罪と認定される範囲が広く、痴漢も盗撮も、不同意性交も、性犯罪になるからです」と書き出した。
「一方、日本は数としては少なく見えるだけで、そもそも性犯罪とされることの範囲が狭く、また被害届を出せない人が多いのが現状です。性犯罪の被害に遭ったことのない日本人男性にはわからないのかもしれませんが、女性にとって、日本はとても安全な国とは言えないですよ」と指摘した。
そして「あと、私が写真集を出していることを引き合いにして、性を売ってるくせにフェミニストぶるなと言っている方もいるようですが…『おまちかねの!珠玉の!渾身の下着!』というようなタイトルで自分からリリースを出したことはありません笑 二次的にメディアやネットニュースが書いた文章であって私はそういった意味でやっていません。偽情報を鵜呑みにしないように皆様お気をつけくださいね」と注意喚起。続けて「いつも様々な矢が飛んでくることを想定し、傷つく覚悟で書いていますが、現実にがっかりすることも多々あります」とつづった。
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慶大卒の渡邊は20年にフジテレビに入社。23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。1月末には初フォトエッセー「透明を満たす」を出版。初写真集「水平線」では水着姿や下着姿に挑戦。9月1日には完全未公開カット160ページのデジタル写真集「Re:水平線」をリリース。
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以下、投稿全文。
性犯罪についてのエッセイ、文章をすべて読めば大半の方はわかると思いますし、海外の文献にも記載されていることなのでちゃんとした倫理観をお持ちの方は理解できるかと思いますが…
「スウェーデンなど北欧の方が性犯罪の数が多い」のは、数字的にはそうですが、それは性犯罪と認定される範囲が広く、痴漢も盗撮も、不同意性交も、性犯罪になるからです。
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一方、日本は数としては少なく見えるだけで、そもそも性犯罪とされることの範囲が狭く、また被害届を出せない人が多いのが現状です。
性犯罪の被害に遭ったことのない日本人男性にはわからないのかもしれませんが、女性にとって、日本はとても安全な国とは言えないですよ。
『お持ち帰り』なんて言葉があるくらいですから。今回、私が”買春を悪いことだ”と書いたら、反発している男性がちょこちょこいるそうで笑
これが日本の現状だよなーと改めて思いました。
逆に多くの女性から共感や賛同をいただきました。
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10年20年経って、男女平等で、性的搾取を悪だと思う人で構成される日本社会になってほしいです。
あと、私が写真集を出していることを引き合いにして、性を売ってるくせにフェミニストぶるなと言っている方もいるようですが… 「おまちかねの!珠玉の!渾身の下着!」というようなタイトルで自分から
リリースを出したことはありません笑
二次的にメディアやネットニュースが書いた文章であって私はそういった意味でやっていません。
偽情報を鵜呑みにしないように皆様お気をつけくださいね。
いつも様々な矢が飛んでくることを想定し、傷つく覚悟で書いていますが、現実にがっかりすることも多々あります。
でも、この一年、私はずーっといってますが、“誰かが言わないと何も変わらない”と思うので、これからも臆することなく書いていきます。
間違っていることに間違っていると言える世の中であってほしいし、未来に生きる人たちに同じような思いをしてほしくない、そんな悪しきルールを継承させたくないです。
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