
【今日から使える!よっちさんの節約・かさまし・時短料理vol.15】クックパッドアンバサダーとして活躍するよっちさんは、食べ盛りのお子さん3人のママ。家族も大満足できて、お腹もいっぱいになる節約アイデアレシピをご紹介します。
私はクックパッドでレシピ投稿を続けて12年目になります。その中でも“5本の指に入る人気レシピ”が、2016年に投稿した「スイートポテト風カリカリ焼き」。
投稿から早9年が経ちましたが、「毎年作っています」「おふくろの味になりつつあります」と、今でもありがたいお声をたくさんいただいています。
濾さなくてよく、おかずにもなり、バターはたった10g。でも、不思議と“スイートポテト風”。そんな人気レシピを、今年は思い切って「かさまし料理」にアレンジ。しかも、おかずとして定番の一品を「デザート」にまで進化させてしまいました!
目から鱗の新レシピ、ぜひ最後までご覧ください。
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火が通りにくいさつまいもの時短技!
さつまいもを小さめの乱切りにしサッとすすぎ、耐熱容器に入れてラップをかけます。
レンジ600Wでまず3分加熱し、ムラを防ぐために一度取り出して混ぜます。……が、ズボラな私はラップを外したり菜箸を出したりするのも面倒!
そこで、ラップをかけたまま容器ごと2〜3回大きく揺するだけ。再度2分加熱すれば、さつまいもに約60%火が通ります。フライパンで最初から加熱するより、レンジで下処理をする方がかなりの時短になります!
2025年版「かさまし食材」はこれ!
ここまでは例年通りの「スイートポテト風カリカリ焼き」。ここから2025年バージョンへ変身させます!
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今回のかさましポイントは「油揚げ」。油揚げをキッチンペーパーで包んでねじりながらしっかり油を拭き取り、短冊切りにします。
ポリ袋に油揚げ・さつまいも・片栗粉を入れてシェイクし、全体に粉をまとわせます。
油をひいたフライパンへ入れ、最初はあまり触りすぎないのがポイント。 片栗粉のコーティングをはがさないためです。
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全体がカリッとなるまで焼けたら、真ん中をあけドーナツ状にし、バターを落とし、一気に全体を混ぜ合わせます。バターを中央で溶かすと均等に絡みやすくなるのです!
砂糖と塩を加え加熱したら数秒そのままで置いておきます。砂糖が溶け、ほんのりと茶色く色づいたら大きくひと混ぜ。
網にのせて粗熱を取れば、「油揚げ入り!スイートポテト風カリカリ焼き」の完成です。
油揚げの実力がすごい!
少し多めの油で焼いたことや、砂糖が溶けて軽くキャラメリゼになったことで、カリカリ食感が止まらない……!
油揚げはただの“かさまし要員”ではありません!バター・砂糖・塩の旨みを吸い込み、まるでラスクのような味わいに変身します。油揚げは旨み吸収スポンジなのです。
さらに……さつまいもだけだと“口の水分が奪われがちなお年頃のよっち”ですが(笑)、油揚げを挟むことで口の中がモソモソせず、食べやすさもアップ。もはやどちらが主役かわからないほどの存在感です。
さらに……「目から鱗のデザートアレンジ」
実はこのカリカリ焼き、デザートにもなるのです。
グラスに「油揚げ入りスイートポテト風カリカリ焼き」を入れ、バニラアイスをのせ、仕上げにシナモンパウダーをフリフリ。 これだけで秋冬限定スイーツの完成!
油揚げとアイスが驚くほど合うのです!食感はパイとタルトとラスクの中間のような新感覚。
実際に夕飯の残り「油揚げ入りスイートポテト風カリカリ焼き」を「デザートだよ〜」と出したら家族は「え?」と疑う表情。アイスとシナモンパウダーをのせると「どうしたの?」でも、ひと口食べれば「おいしすぎる」「別物だ!」と大歓声!
おかずにもデザートにもなる魔法のレシピ、皆さまもぜひ挑戦してみてください。一度食べたらハマること間違いなしですよ。
お知らせです
宝島社様より初のレシピ本を出版しました。物価高騰に負けず、家族の心とお腹を満たす楽しい節約かさましレシピ本です。「こんな使い方あったの?」と、目から鱗のレシピだらけ!三児の母であり保育士でもある、よっちがお送りする「見て・食べて・読んで楽しい」レシピ本と思えないユニークな一冊!ぜひ、手にとっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに!
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