「終幕のロンド −もう二度と、会えないあなたに−」（カンテレ・フジテレビ系）の第9話が、8日に放送された。
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹（草なぎ剛）が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した人の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく姿を描くヒューマンドラマ。
離婚しないと決めた真琴（中村ゆり）から突然別れを告げられた樹は、翌朝、どうすることもできない無力さと切なさを抱えたまま出社する。
すると海斗（塩野瑛久）から、別の遺品整理会社から新店舗の責任者に誘われているとの報告が。集団訴訟の一件といい、ここ最近、何かと暗い話題ばかりだった樹と磯部（中村雅俊）は、ひさしぶりに舞い込んできたうれしいニュースに顔をほころばせる。
さらに波多野（古川雄大）からも、磯部の息子の恋人だった女性が接触してきたと報告を受ける樹。しかも彼女は遺品と思われるパソコンを保管していて、波多野によると、過重労働の証拠となる記録を見つけるため復元を試みているという。
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放送終了後、SNS上には、「御厨剛太郎の村上弘明さんは、昔、大河ドラマ『秀吉』で明智光秀を演じていた。息子の利人の要潤さんは来年の大河『豊臣兄弟！』で光秀を演じるから何かつながりを感じる」「村上弘明さんのことを嫌いになりそうだ。ドラマの役だって分かっているけど…」「御厨ホールディングス、よくこんな会社にみんな勤めているなと思う」などのコメントが上がった。
また、「彩芽役の月城かなとさんの心理描写のお芝居がたくさん見られてうれしい」「御厨ホールディングスに取り込まれた海斗が心配」「『まあのんびりいこーよ。大福でも食べて』。神部清香（長井短）のこのせりふに救われた。大切な人を失った人それぞれに時間がかかることを知っている言葉だ」などの声もあった。
そのほか、「子どもを巻き込まないでって、真琴は夫や義妹に言うけど、そもそも不倫して巻き込んでいるのはあなたたちでは」「陸くんに背中を押してもらった樹も自身の思いに正直になったってことか」「樹が真琴にひかれる意味がよく分からない」といったコメントもあった。
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