予算3万円台まで　安いけど“使える”「国内ブランドの機械式腕時計」おすすめ3選【2025年12月版】

　「機械式腕時計」は、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする昔ながらのムーブメントを採用する腕時計です。高精度なクオーツ式や電波時刻修正機能を備えた腕時計が普及した現在も根強い人気を誇っています。

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　機械式腕時計は高価な印象もありますが、国内ブランドの上質なモデルでも3万円台までの手頃な価格で手に入るものもあります。ここでは、3万円台までの予算で買える、国内ブランドの機械式腕時計のおすすめモデルを紹介します。

■「国内ブランドの機械式腕時計」おすすめ｜オリエント RN-AA0B02R

　老舗の国産ウォッチブランド、オリエントが1970年代に発売して海外で人気になった「SK」（SuperKingDiver）を復刻したモデルです。個性的なケース形状やグラデーションカラーのダイヤル、内装回転ベゼルに、今では珍しい板巻きのブレスレットまで再現。実売価格（税込）は約2万5000円からと、価格帯を超えた魅力がある1本です。

　「SK」とともにダイヤルに記された「Crystal」の文字は、当時プラスチックが多かった風防にガラス（無機ガラス）を使っていることを誇ったもの。パープル系のグラデーションとゴールドを組み合わせたダイヤルがレトロな魅力を放っています。

ケースサイズ・重量：41.7（横）×12.6（厚さ）mm、約120g

ムーブメント：機械式 キャリバーF6922（自動巻、手巻付、日差+25秒〜-15秒、パワーリザーブ40時間以上、22石）

主な機能・特徴：5気圧防水、無機ガラス風防、曜日・日付表示、夜光

■「国内ブランドの機械式腕時計」おすすめ｜シチズン NH9131-73A

　シチズンコレクションのメカニカルウォッチです。クラシカルモダンなデザインに、6時位置の窓から機械式ムーブメントの動きが楽しめるオープンハート仕様。実売価格（税込）が約3万2000円からと、手の届きやすいプライスも魅力です。

　文字板には上品なホワイトを使い、よく映えるブルーの針を採用。オープンハートの窓から放射状に広がるパターンが施され、質感と遊び心をプラスしています。インデックスはアラビア数字の「12」とクラシックなくさび形を組み合わせています。裏ぶたも、ムーブメントの動きが楽しめるシースルーバック仕様。多列ブレスレットもクラシックな印象を演出しています。

ケースサイズ・重量：40.0（横）×10.7（厚さ）mm、125g

ムーブメント：機械式 キャリバー8229（自動巻き、手巻き付き、日差-20〜+40秒、パワーリザーブ約40時間、21石）

主な機能・特徴：5気圧防水、クリスタルガラス風防、部分スケルトン、シースルーバック

■「国内ブランドの機械式腕時計」おすすめ｜セイコー SARV003

　セイコーならではの高品質なメカニカルウォッチを、約2万円からという実売価格（税込）で楽しめるのがセイコーセレクションの「SARV003」です。

　ブラックの文字板にシルバーのケース＆ブレスレットを組み合わせた王道のデザインは、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍。シンプルなアナログ3針仕様ですが、インデックス外周に刻まれた目盛りがフェイスに精密感を加えています。日付・曜日表示を搭載するほか、10気圧防水仕様で日常使いも安心です。

ケースサイズ・重量：42.0（横）×11.6（厚さ）mm、166g

ムーブメント：キャリバー4R36（自動巻き、手巻き付き、日差+45秒〜-35秒、パワーリザーブ約41時間、24石、秒針停止機能）

主な機能・特徴：10気圧防水、ハードレックス風防、シースルー・スクリューバック、日付・曜日表示、夜光（針、インデックス）