ビョン・ウソクPhoto by HLL/Imazins via Getty Images 俳優のビョン・ウソク、「IVE」ウォニョン、「aespa」KARINAが、「イルカ誘拐団」の新作プロジェクト「シン・ウソクの都市童話」に出演した動画が公開され、切ないストーリー展開やビョン・ウソクの歌声に注目が集まっている。
公開された映像は、「イルカ誘拐団」のシン・ウソク監督の新プロジェクトとして制作された「シン・ウソクの都市童話」の約8分のミュージックビデオ。
「イルカ誘拐団」は、これまで型にはまらないストーリー展開の独創的なコンテンツで思わず“わざわざ探して見たくなる広告”を作り、トレンドをけん引してきた韓国の映像制作チーム。先日韓国で行われたAPEC首脳会議のプロモーション映像制作では、わずか1分半ほどの映像に、現韓国大統領や「BIGBANG」G-DRAGON、パク・チャヌク監督など、世界で活躍する有名人をキャスティングし、出演者全員がノーギャラで出演していたことも話題となった。
「シン・ウソクの都市童話」は、イルカ誘拐団代表も務めるシン・ウソク監督が企画・制作を務めたオリジナルコンテンツで、監督が伝えたい物語を音楽と映像を通じて披露する新プロジェクト。
出演者には、「ソンジェ背負って走れ」のビョン・ウソク、「マイネーム」パク・ヒスン、「おつかれさま」ムン・ソリら俳優達のほか、人気K-popアイドル「IVE」ウォニョン、「aespa」KARINAなど豪華なキャストが集結し、先立って公開された予告映像から多く期待が寄せられていた。
今回公開されたPart1となる「The Christmas Song」では、幼いころに両親に捨てられ、神父たちに拾われ育てられた男(ビョン・ウソク)が神父となり修道女(ウォニョン)と共に、自身を育ててくれたチェ・ヨハン神父(パク・ヒスン)の葬儀を行うシーンから始まり、幼少期にヨハン神父と共に母のようにそばで見守ってくれていた修道女(KARINA)との思い出を回想するような映像へ続いていく。
映像とともに流れる音楽には、「ソンジェ背負って走れ」の挿入歌「Suddden Shower(夕立)」を歌い韓国各種音楽チャートで人気を博したビョン・ウソクが歌唱を務め、その温かく優しい歌声で物語を包み込んでいる。
また、映像中には、手話をするウォニョンの姿や、ある秘密を知られ涙を流すKARINAの姿も描かれ、俳優に負けない表情演技を披露している。
映像を見たファンからは「子供がうらやましい…KARINAがお母さんだなんて」「涙が出るほど胸がこみ上げる、短編映画みたい」「気づいたら涙が出ていたのは私だけですか」といった声があがっており、セリフはほとんどないものの、悲しいストーリーが伝わってくる神秘的でまさに童話のような映像に仕上がっている。
(シネマカフェ編集部)