
俳優キム・スヒョン(37)が、24歳で死去したキム・セロンさんとの私的対話として知られた録音記録が、AIで操作されたのかどうかについて、韓国の国立科学捜査研究院(国科捜)が「判定不可」との結論を出した。
ソウル江南(カンナム)警察署は最近、国科捜からキム・スヒョンとキム・セロンさんの会話とされる録音ファイルの鑑定結果を受けた。
同ファイルは5月、故人の遺族と、YouTubeチャンネルが公開した。キム・スヒョンが、故人の未成年者時代から交際していたという内容が盛り込まれた録音記録だとし、波紋を呼んだ。この主張に対し、キム・スヒョン側は「録音内容がAIで操作された虚偽だ」とし、名誉毀損(きそん)などの疑いで告訴した状態だ。
韓国のニュース専門テレビ局YTNは17日「国科捜は『該当音声ファイルが原本ではない上、雑音と音質問題によって、AI操作可否を判別できなかった』と明らかにした」と報じた。
キム・スヒョンの法律代理人コ・サンロク弁護士は16日「非常に残念な結果。国科捜の判定不可は、YouTuberの虚偽事実流布疑惑と関係なく、捜査結果が納得可能な結論が出ることを願う」とコメントした。
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警察は、録音の真偽を含め、双方の攻防について捜査を続ける方針だ。
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